第１７５話 ページ21
視点なし
瞳子「サッカーの試合が終わって、車で家に帰る途中…雪崩に…。」
雷門「！」
瞳子「運良く車から放り出された吹雪くんは助かったけど、アツヤくんとご両親は…」
瞳子はそれ以上何も言わなかった。
一之瀬「そんな事が…」
瞳子「そして、それ以来吹雪くんの中にアツヤくんの人格が生まれた。」
塔子「アツヤの人格？」
瞳子「吹雪くんの中に2人の人格が存在するのよ。」
一之瀬「それじゃあもしかして、エターナルブリザードは…」
瞳子「アツヤくんの必殺技。」
雷門「え！」
瞳子の言葉に全員驚きを隠せない。
土門「つまり、エターナルブリザードを撃つ時の吹雪はアツヤになってたってことか？」
壁山「でも、本当にそんな事が出来るんスか？二つの人格を使い分けるなんて…」
(人４)「できるよ。」
雷門「え？」
壁山の質問に答えたのは(人４)だった。
(人４)「身体に負担がかかるけど、出来るようになればそれは容易い。けど難しい面もある。」
瞳子「えぇ。だから吹雪くんはエイリア学園との過酷な戦いでその微妙な心のバランスが崩れてしまったのかもしれない。」
秋「崩れてしまった…？」
秋が吹雪を見ながら言う。
瞳子「えぇ。」
秋「えぇってそんな…だったらどうして吹雪くんをチームに入れたんですか!?」
瞳子「あ…」
秋「だって監督は知ってたんですよね？吹雪くんの過去に何があったのかを…だったら今日みたいなことが起こるかもしれないって分かってたはずじゃないですか！」
瞳子「！」
図星をつかれたような顔をする瞳子。
秋「なのにどうして吹雪くんを…！エイリア学園に勝つためですか？エイリア学園に勝てれば吹雪くんがどうなってもいいんですか!?」
瞳子「…」
一之瀬「秋、言いすぎだ。」
秋「だって…！」
すると
(人２)「っ、秋さん…」
秋「！」
(人２)「貴方の言い分はわかります…けど、監督はずっと悩んでたんです！吹雪くんをどうするべきか…FWとDFどちらだったら吹雪くんを壊さずに済むか！1人悩んでたんです！エイリア学園に勝つために吹雪くんをどうすればいいのか！監督の事を何も知らないくせに監督を責めないで！」
秋「あ…」
(人２)が初めて怒鳴った。雷門は何も言えずにいた。
瞳子「もういいわ。ありがとう(人２)。」
(人２)「っ…」
瞳子「…エイリア学園に勝つこと、それが私の使命です。」
秋「え…監督…」
瞳子は病室を去った。
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まりん(プロフ) - 氷奈多さん» 了解しました！本当にありがとうございます！ (2017年1月29日 16時) (
レス) id: c5dda8a5b7 (このIDを非表示/違反報告)
氷奈多(プロフ) - まりんさん» イラスト集、出来ました！載せ方がわからないので、氷奈多で探してみてください！題名は『夢主様、描かせてください！』です！ (2017年1月29日 16時) (レス) id: b8cc59fb79 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 氷奈多さん» はい！ありがとうございます！ (2017年1月29日 15時) (レス) id: c5dda8a5b7 (このIDを非表示/違反報告)
氷奈多(プロフ) - まりんさん» イラスト集をつくろうと思っているので、そこに載せますね！ (2017年1月29日 15時) (レス) id: b8cc59fb79 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 氷奈多さん» コメントありがとうございます！はい！是非お願いします！ (2017年1月29日 15時) (レス) id: c5dda8a5b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年1月2日 0時
