No.002 ページ45
俺が病院を出たら、櫻井が待ってくれていた。
櫻井を見ると、何だか一気に力が抜けて涙が溢れて体が崩れてしまった。
周りには人がいっぱいいるなか、何も考えずただただ泣いた。
櫻井は何も言わず優しく体をさすってくれた。
俺にも分からないが、ただ一つ分かった事。
それは今まで感じた事がない確かな温かみだった。
俺が落ち着いて来た頃、
櫻井「寒いので、車に行きましょう。」
まだ少し身動きが利かない体を抱き抱え車に乗せてくれた。
俺もまだ言って小1 親の愛情、温かみを存分に味わいたい時期でもあるし、
正直甘えたいし、わがままも聞いて欲しい。
普通の小学生でありたかった。
車の窓から見える景色。なんか、悲しい。
さんざん泣いた体、疲れてしまって車で寝てしまった。
しばらく経った時、
櫻井「さあ、着きましたよ。」
淳太「うん…。」降りたくなかった。また現実が戻って来るなんて嫌だった。
あんな親に会いたいなんて思わなかった。
でも、櫻井は察したように、
櫻井「大丈夫ですよ。皆さん、待ってくれていますよ。」
俺の荷物を持って行って俺の体を支えながら、家の玄関まで連れて行ってくれた。
淳太「ありがとう、櫻井。」
櫻井はニコッとして、車の方へ行った。
玄関のドアノブに手をかけた。
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小岩井→櫻井に変更しました。
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桐瀧ちゃん(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！ネタを想像から無理くり出して頑張ってます！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月16日 17時) (
レス) id: 257e20fe8a (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - こういう世界観の小説、初めて読んだのですごく面白いです！更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年2月16日 13時) (レス) id: 54e4c975d6 (このIDを非表示/違反報告)
桐瀧ちゃん(プロフ) - 悠里さん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！是非参考にします！これからもよろしくお願いします！ (2018年2月6日 16時) (レス) id: 257e20fe8a (このIDを非表示/違反報告)
悠里 - 番外編というかこのお話を続けていってほしいなと思います。ストーリーが好きなので(〃ω〃) (2018年2月6日 15時) (レス) id: 3a8f1f37fa (このIDを非表示/違反報告)
桐瀧ちゃん(プロフ) - ティッシュさん» ありがとうございます！是非これからもよろしくお願いします！ (2018年2月3日 20時) (レス) id: 257e20fe8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桐瀧ちゃん | 作成日時：2018年1月22日 22時
