▽02【眼鏡妖怪?特に意味はない】 ページ2
「やっと目が覚めたか小娘」
「眼鏡妖怪!!!」
「誰がだ!」
「お前」ビシッ
「指を指すな!」
目を覚ますと…病院?医務室みたいなところ。
ま、まさか拉致られて…⁉
「入水したお前を助けたのだ!」
「…チッ」
「(今チッつったか此奴⁉)」
「…まあ、良いや。礼を言うよ国木田」
「…な、何で俺の名前を⁉」
「ひーみーつ♡!で、此処何処⁉」
人差し指を口元に当ててウインクすると、国木田に目を逸らされた
…おおッシャツしか着てないやんけ私！
「見ても良いのよ?うふ」
「だだだ誰が‼」
「お前」ビシッ
「だから指を指すな!」
そして国木田が此方を振り返る。私の身体が目に入る
そして後ろにのけ反った
「…会議の途中だった。俺は戻るぞ!」
「いや待てよ。どこだよ此処」
「武装探偵社だ。聞いたことくらいはあるだろう？」
「…あ、成る程ぉ」
ぽくぽくぽくチーンという効果音と共に閃いた私。いやあ天才!
「つまり私は拉致られたと‼」
「違う！救助だ!…大人しくしておけよ」
「うぇーい」
一瞬のうちに国木田は部屋から出て行った
…さて
ハッキングするか!
正直何で自分が此処にいるとか分かったけど、方法は…まあ秘密ね。とにかくここはどこかを調べないと
医務室っぽいし、PCは…お、あったあった
カチカチと操作すると、直ぐに見つかったデータ
…武装探偵社、医務室か……知らんな！何処だ此処(二回目)
まあ情報こんなところに置いてなさそうだし…逃げるか
窓を開けて足を掛けた時、医務室に誰か入ってきた
「ふぁ〜…あ、アンタ…」
「わぁお美人さん発見!私しゃぁ逃げるんで!んじゃ!」
「待ちな!怪我人だろ⁉」
「関係ないっすよ〜」
よっと言いながら、垂直に伸びる建物の壁を滑り落ちていく
やった、煉瓦造りだ。降りやすいな!
ガサっと植木に落ちて、周りを見回す
うーん…シャツ一枚は流石に寒すぎたかなぁ…
幸い夜だったから、路地裏を通れば誰もいなかった
…いやいたわ。めっちゃ居るわ。闇に同化してた。黒服…かっこいい!
「ねね、そこのお兄さん達!」
「は…？こ、子供?」
「始末しとけ」
「はッ」
「…ん”ん”?始末ぅ〜?」
カチャっと銃の音がする
体内で何かが警報を鳴らす。…死ぬ奴やんか!
「に、逃げろぉ〜！」
「待て!」
「ひえ」
この服見られるの嫌で路地裏に入ったのに
てか真顔で追いかけてくる黒服怖ッ!笑顔で逃げる私も怖ッ
えへ
・
▽03【素敵帽子君…帽子から鳩出たりしない?】→←▼01【start】
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月浪由紀(プロフ) - すごく面白いです！今までに無い感じ！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年4月3日 21時) (
レス) id: 5347a18d49 (このIDを非表示/違反報告)
モブの太中(プロフ) - 凄く面白いです！夢主のこの感じとても好きです！更新頑張ってください！ (2018年3月24日 23時) (レス) id: 7599fd34ad (このIDを非表示/違反報告)
あーやんの向日葵畑(プロフ) - この作品夢主が斬新で好き！更新頑張ってくださいね、あ、体には気をつけて！(´∀｀*) (2018年3月22日 19時) (レス) id: 6802f0e259 (このIDを非表示/違反報告)
はずりん - 面白いです！続きが気になります…！！ 更新、頑張ってください！！ (2018年3月18日 18時) (レス) id: 8c12948b0b (このIDを非表示/違反報告)
ゆめこ(プロフ) - オリジナルタグ外し忘れていますよ (2018年3月17日 16時) (レス) id: 59b64c0e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅斗 | 作成日時：2018年3月17日 16時
