。異世界で普通に生きるなんて不可能【文スト】

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さて皆さん質問です。私は今どこに居るでしょう!
正解は…CMの後‼冗談ですごめんなさい石投げないで

目の前には、うん。魚が居たりするわけよ。え？何故かって？分かってたら君らにナレーションしたりしないわ。あ、あとね、足に草みたいなのが絡まってんのよ。ってことで時間切れ。正解は



溺れそうになっている、でした!うふふ
…あ、ちょっと待って死にそう







「…ケホッ…だ、大丈夫ですか」
「大丈夫…なのかな自分でもよく分かんない」
「は」




少年に引き上げられましたまる
…あ、やっぱり溺れてたのね私いやん情けない

って…誰だ手前


「誰だ手前」
「(思ったことすぐ口に出すタイプの人だ…‼)中島、敦ですけど」
「あ、そう」
「興味無いなら何で聞いたんですか⁉」
「すっげぇ奇抜なヘアスタイルだね」
「僕の趣味じゃありません…あ」


その…敦？とか言う子が見る方振り返ると、足が川からにょきっと出ている…人？がいた
カラスに突っつかれたり、渦に巻かれれくるくる回ったりしている

私もあんな感じだったのかな。うわあ嫌だァ




「え、あ、ちょ、敦？何故川に飛び込む」
「助けます！」
「(良い子や)」




暫くすると、敦は一人の青年を抱えて上がってきた。凄い腕力だね君。私結構重いけど
刹那、青年の瞳がカッと開かれ、胴体がゆっくりと起き上がってきた
…ゾンビ？




「か、川に流されてましたけど…」
「助かったか…チェ」
「チェ？」
「君かい？私の入 水を邪魔したのは」
「邪魔なんて！僕は唯助けようとしただけで…え、入 水?」
「知らんかね、入 水。つまり自 殺だよ」
「じ、自 殺⁉」
「お、気が合いますね。実は私も入 水してたんですわ。」
「本当かい美しい人よ！早速心 中を！」
「是非！」


「そんなところに居ったかこの唐変木！」
「…おおー国木田君ご苦労様ぁー！」




心 中を試みようと、再度川に入ろうとしたら、対岸から人の声が聞こえてきた
名前を知っているからには、知り合いだろう。私には関係ないけど




「ああ…私の名だよ。太宰。太宰お」ザッパーン
「「「…………ん?」」」

「じゃ、私はちょっくら入 水してきますわー太宰？サンでしたっけ。お先でーす」ブクブク
「な、何だあの少女は‼太宰追いかけろ!」
「言われなくても!敦君も付いてき給え!」
「ええー⁉」



三人が追いかけてくるけど、私にははたまた関係ない
そして薄れゆく意識を感じ、瞼を閉じた




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