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女王32 ページ34

A(……と、いうか。二口くんと雰囲気最悪なんだけど。

どうやってプレーしろってーのよ!!

でも、ここで文句言って周りに迷惑掛けるわけには……

てか、これ私が謝ったら済むのかな!?

心で謝っとくから許してぇぇぇぇぇ!!!)






Aは態度は一人前だが心の中はチワワなので、腕を掴まれてどうこう、とか思ってるのではなく

仮にもチームメイト(1日だけ)の二口との関係が周りに迷惑をかけてしまわないかという心配しかしてなかった。





対 青葉城西で、ネット越しに何か気づいた国見はAに声を掛ける







国見「なんかありました?」


A「べ、べつに何でもないのよ!?別に、気まずいことなんて一つもないんだから!」


国見「あったんですね、気まずいこと。」


A「……う。」


国見「……こっちに来ればいいじゃないですか、伊達工なんかじゃなく」





そう言って国見はおいでと言わんばかりにネットの下から手を出した


一瞬固まってしまったものの、偶には冗談に付き合うのも良いかと思って

国見の手に自分のそれを重ねようと差し出す




すると、





二口「もう試合始まるけど」


国見「……チッ」






重なりかけた二人の手を遮るように二口が立ちふさがった

国見は露骨にうざったそうな顔で舌打ちをすることで嫌悪を示し、

Aは完全に呆然としていた









二口「いくぞ」


A「え……あ、わかっ、た。」








そのまま手を取られてコートの真ん中へとAは引き戻された

Aは国見に失礼かもと思い立ち、手を引っ張られたまま振り返った







A「国見、ありがとう!」


国見「……!……はい」







国見は心底嬉しそうな、今まで見たこともないような幸せな微笑みを浮かべていた

Aは初めての国見の表情に驚き

二口の表情には気づきもしなかった




苦虫をかみつぶすような顔をした二口には。

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雪乃(プロフ) - プリンちょーだいさん» すみません、そのつもりで執筆をさせて頂いています! 一応1話から45話まで話を見返してみたのですが、どの部分をご指摘頂いてるのかわからなかったので、お手数ですが不適切な話数を教えていただけませんか? (2019年10月14日 23時) (レス) id: 17cc3f5ad8 (このIDを非表示/違反報告)
プリンちょーだい - 烏野の福主将って、菅原さんだったような気がするんですが (2019年10月14日 22時) (レス) id: f60100673f (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - まひまひさん» お返事遅くすみません、ご指摘ありがとうございます。この小説を書いていた当初はファンブックが無く仮定として設定しておりました、訂正します(*´-`) (2018年6月3日 16時) (レス) id: 17cc3f5ad8 (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ - すみません、25話の梟谷マネの千夏と里沙って誰ですかね?雪絵とかおりじゃないんですか? (2018年4月24日 23時) (レス) id: ed30db2c58 (このIDを非表示/違反報告)
テヘペッロォォォ☆(ゝω・)v - 二口だいたーん!(。>ω<。) (2015年7月1日 19時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪乃
作成日時:2015年2月9日 12時

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