女王25 ページ27
マネージャーの部屋に駆け込むと、そこは既に他のマネージャー陣が輪になって話をしているところだった。
簡単に言うところの女子会というやつだろうか。
力任せに扉から入ってきたAに一瞬びっくりするものの、すぐに笑顔で迎えてくれる
潔子「おかえり」
仁花「おかえりなさいませ！！！」
梟谷、伊達工のマネージャーも然りだった。
Aは先ほどの苛立ちと後悔、そして、マネージャー達への安堵の思いが入り交じり
ついにはポロポロと泣いてしまったのだ。
心配してくれたのに、酷いことを言ってしまったと。
言われた当人は寧ろ歓喜していたが、そんなこと露知らずのAは心を傷めてしまっていたのだ
へにゃりと座り込んで涙を流した
清水「えっ……Aちゃん、どうしたの？」
谷地「へ、A、A先輩ぃぃぃぃ？！」
清水、谷地はもちろん、
梟谷のセンター分けで、食いしん坊の白福雪絵
同じく梟谷のそばかすが印象的な、雀田かおり
伊達工の紅一点、滑津 舞
がおろおろとAの心配をする
A「どうしましょう……、わた、し」
普段と全く違う様子に戸惑うマネージャー。
ボツポツと何があったのか嗚咽混じりにAが言葉で紡ぐ。
すると、清水がふわりと優しくAを抱きしめた
彼女は知っていたのだ。
Aは普段ツンケンしていて、心無い言葉や態度をしてしまうけれど、
本当は誰よりも優しくて、素直になれない自分に苦しんでいることを。
Aのそんな暖かさが冷たさと表裏一体で、恥ずかしさが冷たさを推し進めてしまうことも知っていた
清水だけじゃない。
谷地も、Aを以前から知ってる者も。
今日出会ったばかりのマネージャーや、選手達もそんなことを感じ取っていた
清水「大丈夫、Aちゃんなら。」
A「でも、わ、たし。酷いことを……」
清水「気にしてないよ、みんななら。
気になるなら、明日一緒に謝ろう？」
ぽんぽんと背を叩かれてAはまた涙を溢れさせて、何も言えず
ただただ首を縦に振った
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雪乃(プロフ) - プリンちょーだいさん» すみません、そのつもりで執筆をさせて頂いています！ 一応1話から45話まで話を見返してみたのですが、どの部分をご指摘頂いてるのかわからなかったので、お手数ですが不適切な話数を教えていただけませんか？ (2019年10月14日 23時) (
レス) id: 17cc3f5ad8 (このIDを非表示/違反報告)
プリンちょーだい - 烏野の福主将って、菅原さんだったような気がするんですが (2019年10月14日 22時) (レス) id: f60100673f (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - まひまひさん» お返事遅くすみません、ご指摘ありがとうございます。この小説を書いていた当初はファンブックが無く仮定として設定しておりました、訂正します(*´-`) (2018年6月3日 16時) (レス) id: 17cc3f5ad8 (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ - すみません、25話の梟谷マネの千夏と里沙って誰ですかね？雪絵とかおりじゃないんですか？ (2018年4月24日 23時) (レス) id: ed30db2c58 (このIDを非表示/違反報告)
テヘペッロォォォ☆(ゝω・)v - 二口だいたーん！(｡>ω<｡) (2015年7月1日 19時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪乃
作成日時：2015年2月9日 12時
