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女王2 ページ3

彼女は思った事を素直に言えない


しかし、烏野高校バレーボール部は彼女が素直じゃなくて、

本当はいい子であるのを知っている



故に、彼女を溺愛する


縁下だって例外ではない

彼女の顔色から判断し、全員に聞こえるように大きな声で言った






縁下「すいませーーん、Aが酔ったみたいなんですけど」


A「ちょっと...!!」





途端、騒がしたった車内は数秒静まり返った後








「「「「「「なにぃぃぃいいいいいいいいい」」」」」






一斉に騒がしくなった(主に田中と西谷)

そこから三年生が主体でAの介護が始まり、

終始、Aの元にみんなからの酔い止めが回されたり物品が届いた


車内は彼女を気遣い、絶対的な静寂の空間を生み出し

彼女はバスの最後列の5人掛けの所に横たわる事になった



ひと段落ついた時、





潔子「気分はどう?」


A「....別に、大丈夫、です」


潔子「無理せず、何かあったらすぐに言ってね」


A「はい...........」









田中「おい、ノヤっさん。あそこに美しい光景があるぞ...」


西谷「あぁ、実に美しい!!!」





A「うるさいわよ、煩悩坊主、メッシュ野郎。」









もう一度言う、

彼女は普段、悪態を吐くし

素直じゃない

プライドは高い

それでも彼女は愛される



何故なら






A「でも、...........ありがとう、」







デレた瞬間が強烈に可愛いからだ






A「感謝、してないこともない、から。」






そんな一言でさえ、みんな愛おしく思う


彼女は掛け布団代わりにしていた東峰のジャージを深く被り

赤くなった顔を隠した



刹那、ぶわりと部員は嬉しさのあまり涙を流し

それすらも音を出さずだった




合宿所に着くまでの車内はただただ、部員の嬉し涙で事を締めた

女王3→←女王1



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雪乃(プロフ) - プリンちょーだいさん» すみません、そのつもりで執筆をさせて頂いています! 一応1話から45話まで話を見返してみたのですが、どの部分をご指摘頂いてるのかわからなかったので、お手数ですが不適切な話数を教えていただけませんか? (2019年10月14日 23時) (レス) id: 17cc3f5ad8 (このIDを非表示/違反報告)
プリンちょーだい - 烏野の福主将って、菅原さんだったような気がするんですが (2019年10月14日 22時) (レス) id: f60100673f (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - まひまひさん» お返事遅くすみません、ご指摘ありがとうございます。この小説を書いていた当初はファンブックが無く仮定として設定しておりました、訂正します(*´-`) (2018年6月3日 16時) (レス) id: 17cc3f5ad8 (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ - すみません、25話の梟谷マネの千夏と里沙って誰ですかね?雪絵とかおりじゃないんですか? (2018年4月24日 23時) (レス) id: ed30db2c58 (このIDを非表示/違反報告)
テヘペッロォォォ☆(ゝω・)v - 二口だいたーん!(。>ω<。) (2015年7月1日 19時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪乃
作成日時:2015年2月9日 12時

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