女王14 ページ15
なんとか持ち直した日向を入れ、試合は再開した。
あれから。Aはたいそう気にしていて
人を避けるようにエンドラインギリギリのサーブを打ち続けた。
威力で押し切りたい所だが、人を吹っ飛ばしてしまった以上(しかもチームメイト)、
誰かを狙ってなんて事は容易には出来なかった
とはいえ、エンドラインギリギリを狙い続けれるテクニックは素晴らしいものに変わりはないが。
6点もサーブで点を乱獲した後、7点目という所で烏野の守護神西谷が意地を見せた
西谷「Aの愛を落とすわけにはいかねぇぇえ！！！」
ちょっとよくわからない事を叫びながら。
西谷に上げられたボールは影山の手に吸い込まれ、東峰の強烈なスパイクで此方のコートに叩き込まれた
金田一、松川のブロックも虚しくそれはコート内に叩き付けられた
A「ごめんなさい、あげられたわ」
岩泉「いや、むしろ6点も取れたのがすげぇよ。気にすんな」
松川「その調子で頼むわー」
A「はい」
ふとAがネットの向こう側を見ると西谷が田中などにかなり褒められていた
少し羨ましそうに眺めていると、西谷とバチリと目が合った
彼は屈託無い笑顔で、どうだ！と大きな顔をAに向けた
確かに、彼にとって制御不能レベルのサーブを上げれたのは誇らしい事である
しかし、彼女は誰も手に付けれないんじゃなくて、付けたくないのではと不安にも思っていた節もあった
だから、西谷がAのサーブを上げたことは彼女にとって大きな意味があった
もちろん、彼女は素直じゃない
A「わ…悪くないレシーブなんじゃない？」
でも、性格が歪んでるといえばそれは違う。
A「…拾ってくれて、あ、ありがとぅ…」
今にも消え入りそうな声で、顔を真っ赤にしながらネット越しの西谷に言った
西谷が嬉しさで涙したなんて言わなくてもわかるでしょう。
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雪乃(プロフ) - プリンちょーだいさん» すみません、そのつもりで執筆をさせて頂いています！ 一応1話から45話まで話を見返してみたのですが、どの部分をご指摘頂いてるのかわからなかったので、お手数ですが不適切な話数を教えていただけませんか？ (2019年10月14日 23時) (
レス) id: 17cc3f5ad8 (このIDを非表示/違反報告)
プリンちょーだい - 烏野の福主将って、菅原さんだったような気がするんですが (2019年10月14日 22時) (レス) id: f60100673f (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - まひまひさん» お返事遅くすみません、ご指摘ありがとうございます。この小説を書いていた当初はファンブックが無く仮定として設定しておりました、訂正します(*´-`) (2018年6月3日 16時) (レス) id: 17cc3f5ad8 (このIDを非表示/違反報告)
まひまひ - すみません、25話の梟谷マネの千夏と里沙って誰ですかね？雪絵とかおりじゃないんですか？ (2018年4月24日 23時) (レス) id: ed30db2c58 (このIDを非表示/違反報告)
テヘペッロォォォ☆(ゝω・)v - 二口だいたーん！(｡>ω<｡) (2015年7月1日 19時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪乃
作成日時：2015年2月9日 12時
