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桜子はちょうど真ん中かな?という階で野薔薇と別れた。
『さて……、早く片付けようかな』
桜子は意識を階全体に広げる。
すると数か所で呪霊の気配を感知し、一番近い所にある気配へと歩を進める。
その手にはさっきまでなかった日本刀が握られている。
『後ろががら空き』
己の気配を完全に消し、呪霊の背後から一閃。
すぐに祓うことができたが、今の攻撃で他の呪霊が桜子の所に集まってきている気配がした。
『ん……集まってきてる?一気に相手するの大変なんだよなぁ……』
一気にくる様子は見られないようで、桜子は近い呪霊から一体ずつ祓うことにした。
慎重に歩を進め、細心の警戒をする。
「縺雁燕繧帝」溘∋繧」
『??!う、わ?!このっ!!』
「騾?′縺輔↑縺」
『っと、何こいつ……』
「鬟溘∋繧峨l繧」
『っ!!リーチが長いっ!!』
桜子が対峙している呪霊は刀を持っている桜子よりも圧倒的に攻撃範囲が広かった。
後退していく桜子を追いかけてどんどん距離を縮めていく呪霊。
桜子はとうとう袋小路に追い込まれた。
『!!行き止まり……!!』
「霑ス縺?ゥー繧√◆」
『そんなに食べたいならあげる。』
そう言って桜子は持っていた刀を呪霊目掛けて投げつけた。
が、呪霊はその刀を飲み込むように大きな口を開ける。
『術式順天・
すると刀であったものは1枚のお札に変わった。
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