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全員が揃った時、向かい側の歩道でスカウトマンに声をかけている女子を見かけた


『あの子、スカウトマンに売り込んでる?』


五条「あ、あの子だよ4人目」


『え……』


虎杖「俺達、今からアレに話しかけんの?




ちょっと恥ずかしいなぁ」


伏黒「オメェもだよ」イラッ


『満喫してるね悠仁くん……』苦笑


五条「おーい。コッチコッチ









そんじゃ、改めて」




釘崎「釘崎野薔薇







喜べ男子、美女よ」



釘崎の自己紹介はある意味インパクトのあるものだった
それを気にすることなく虎杖も自己紹介をする


虎杖「俺虎杖悠仁、仙台から」


伏黒「伏黒恵」


『奴良……じゃなかった、夜蛾桜子です。4人目のクラスメイトが女子で嬉しいです。よろしくお願いします、釘崎さん』


そんな3人を釘崎はじとーっと見つめる


釘崎「(見るからにイモ臭い…絶対幼少(ガキ)の頃ハナクソ食ってたタイプね



名前だけって…私は偉そうな男って無理
きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ


てか、女子いんじゃん!礼儀正しいし、なんというか……美人!!毛穴どこよ!?)



私ってつくづく環境に恵まれないのね
でも女子がいるのは私も嬉しいわ、仲良くしましょ?」


『うん!あの、良かったら野薔薇ちゃんって呼んでも良いかな?私のことは桜子って呼んで?』


釘崎「"ちゃん"はいらないわ、呼び捨てで良いわよ。私も桜子って呼ばせてもらうわ」


『うん!よろしくね、野薔薇』



女子同士で親睦を深めていると伏黒が五条に行き先を聞いた



伏黒「これからどっか行くんですか?」


五条「フッフッフ



せっかく一年が4人揃ったんだ。しかもその内2人はおのぼりさんときてる









行くでしょ、東京観光」


伏黒「『え゛/え……』」

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作者名:マリモネ | 作者ホームページ:青髪  
作成日時:2021年3月17日 14時

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