42 ページ2
全員が揃った時、向かい側の歩道でスカウトマンに声をかけている女子を見かけた
『あの子、スカウトマンに売り込んでる?』
五条「あ、あの子だよ4人目」
『え……』
虎杖「俺達、今からアレに話しかけんの?
ちょっと恥ずかしいなぁ」
伏黒「オメェもだよ」イラッ
『満喫してるね悠仁くん……』苦笑
五条「おーい。コッチコッチ
そんじゃ、改めて」
釘崎「釘崎野薔薇
喜べ男子、美女よ」
釘崎の自己紹介はある意味インパクトのあるものだった
それを気にすることなく虎杖も自己紹介をする
虎杖「俺虎杖悠仁、仙台から」
伏黒「伏黒恵」
『奴良……じゃなかった、夜蛾桜子です。4人目のクラスメイトが女子で嬉しいです。よろしくお願いします、釘崎さん』
そんな3人を釘崎はじとーっと見つめる
釘崎「(見るからにイモ臭い…絶対
名前だけって…私は偉そうな男って無理
きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ
てか、女子いんじゃん!礼儀正しいし、なんというか……美人!!毛穴どこよ!?)
私ってつくづく環境に恵まれないのね
でも女子がいるのは私も嬉しいわ、仲良くしましょ?」
『うん!あの、良かったら野薔薇ちゃんって呼んでも良いかな?私のことは桜子って呼んで?』
釘崎「"ちゃん"はいらないわ、呼び捨てで良いわよ。私も桜子って呼ばせてもらうわ」
『うん!よろしくね、野薔薇』
女子同士で親睦を深めていると伏黒が五条に行き先を聞いた
伏黒「これからどっか行くんですか?」
五条「フッフッフ
せっかく一年が4人揃ったんだ。しかもその内2人はおのぼりさんときてる
行くでしょ、東京観光」
伏黒「『え゛/え……』」
577人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ