46･復活3分前 ページ10
ドフラミンゴとAの対戦。
ややAの方が余裕があるように映った。
妖艶に空を飛び回りながら、鮮やかに攻撃を交わし、少しずつではあるものの確実にドフラミンゴが焦り出している。
その姿を国中の人たちが見守る。
雪sideー
姉さんがドフラミンゴと戦闘している。
姉さんの性分上、余計な戦闘はしないはず。
何か事情があるに違いないと確信した。
雪｢取り合えず行ってみなきゃね！｣
姉さんが闘っているところの近くまで走った。
だいぶ近いところまで来た。
ん？上に誰かいる？
敵という感じより姉を見守っているような感じがした。
雪｢行ってみよう。｣
フードを被り建物の屋上へ登った。
ｷｬ｢誰だ！｣
雪｢姉がお世話になっております。革命軍の雪と申します。
あなた方がトラファルガー･ロー、モンキー･D･ルフィー。貴方は....え？何故キャベンディッシュまで？｣
L｢オマエが雪か。
悪りぃが、俺は今動けない。寝ている麦わら屋も今時間が必要で横になって貰っていて、やむなくAに時間稼ぎしてもらっている。
アイツももう限界ギリギリのようだった。｣
雪｢姉から言い出したのよね？｣
L｢あぁ。｣
雪｢じゃぁ、私もここで見させて貰ってもよろしくて？
何かあったら、姉と代わるわ。おそらく大丈夫だろうけど。｣
L｢あぁ、頼む。何かあったら雪とAを入れ換える。そこにいろ。｣
私は彼らと姉を見守ることにした。
Asideー
体力も底が見えてきた。でも、決して悟られてはいけない。
今までもそうしてきた。
今まで、それを見破ったのは、兄妹と父さんだけよ。
まだまだ私が優勢。
そして、またドフラミンゴを地面に激突させる。
『もっと体力落とすといいわ。私に当てられる度に力が抜けるのを感じるでしょ？
あなたに勝利は渡さない。勝つのはこっちの方よ。』
攻撃しながらドフラミンゴを挑発する。
ド｢小賢しい！ たかが小娘が！｣
『カイドウの手先がそんなんじゃねぇ。ただオモチャにされてただけじゃない？
もしくは、使い捨てのマシンとか。』ﾆﾔ
ド｢言ってくれるじゃねｪか！この俺が手玉にとってんだよ。全てをなぁ！｣
ド｢ｺﾞｯﾄﾞｽﾘｯﾄﾞ！｣
ｶﾞｧｧｧｧｧｱｱｱﾝ！
『ここまで追い詰められてまだそれを言えんのかい？アンタは此処で終わるんだよ。ルフィーの一撃でね。』
ー復活1分前になったー
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作者名：まりも。 | 作成日時：2018年10月20日 15時
