42･意志と覚悟 ページ6
L｢待て！．．．俺をここに置いていけ！｣
キャベンディッシュが抱えていたローが目を覚ます。
ｷｬ｢気づいたか。トラファルガー。何を言っているんだ！｣
L｢13年間、俺は...ドフラミンゴを伐つためだけに生きてきた。
やれることは全てやった。あとは麦わら屋に託すしかない。
アイツが勝つのなら...ここで見届けたい！
もし負けたなら、俺も共に殺されるべきだ!
俺が...アイツをこの戦いに巻き込んだ｡
ここで見届けたいんだ。
置いて....いけ！｣
ｷｬ｢トラファルガー....｡｣
R｢トラ男君。同盟の船長の立場は対等のはずよ！ルフィーはルフィーの意志でここにいる。
意志のない喧嘩はしない人よ。｣
L｢置いていけ！.....頼む！｣
キャベンディッシュは折れそうにないその目に観念した。
ｷｬ｢君も行くんだ。A。｣
『医者なのに重症のロー君を置いていけないわ。
自分の身と患者は私が守るから。』
ｷｬ｢あぁ。わかった。｣
レオとマンシェリー姫が来た。
ﾚｵ｢トラランドの腕僕が縫うれす。お手伝いさせてくらさい！｣
ﾏﾝ｢ワタシにもお手伝いさせてくらさい！｣
『有難う！助かるわ！』
Aがローの腕を支えて、レオが丁寧に綺麗に縫ってくれた。マンシェリー姫は能力でチユポポをだし、腕に当てた。
そして、Aはその繋げた腕に能力で血管を通す手術を施し、その他の深い傷も治した。
ﾏﾝ｢チユポポの効果は一時的なものれすが、これで戦いが終わる頃まで持つはずれす。頑張ってほしいれす！
そして、貴女も相当体力が奪われてるれす。
貴女もチユポポ食べてください！｣
『私も？』
できるだけそれを悟られないようにしていたのにわかってしまったようだ。
ﾚｵ｢無理は禁物れす。遠慮はいりません。｣
観念して戴くことにした。
全身に力が入る感覚にただ驚いた。
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作者名：まりも。 | 作成日時：2018年10月20日 15時
