ワノ国生まれの最凶医術師ー二ー (ページ16)

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51･夢ー3年前ーページ16

Asideー

私の話を聞いて全員の顔が凍り付いた。

白｢イゾウからもAの能力のことを詳しく聞いた。
俺もそれを信じている。

今Aがわかる範囲でいい。
全て話せ。｣

『聞きたくないだろうし、私もあまり口にしたくもなくば信じがたい事でもあります。
ですが、白髭海賊団の皆のためになればと思い
全て見た通りに申し上げます。

私が見た予知夢とは船でサッチ兄さんが何者かに狙われ、その関係でエースが犯人を追い、其奴に戦闘で負けてインペルダウンに入れられます。

其奴と言うのは、私の推理ですがエースが出ていくことを考えると2番隊の者で間違いないでしょう。それ以上は私でも判りかねます。』

サッチとエースは顔色が変わった。

『その後、公開処刑でしょうか、エースがマリンフォードから見下ろし、親父っさんと囚人達が戦っているところを見ました。結果は勿論わかりません。』

マ｢おい、それってどういう事だよぃ！そのサッチを狙う奴って具体的に何が目的か解らねぇのかよぃ？｣

『そこまでは私にも解りません。ただサッチ兄さんが手にしたものを横取りしようとしているのかもしれません。』

『裏切りが近々あります。最低でも一年は1秒たりともサッチ兄さんを一人にしてはなりません。この話もここにいる6人の話だけにしていただきたい。

予知夢が見える事で、当たってしまって誰かが傷つく事が恐ろしい。誰も死んでほしくない！

予知夢だって、何か手を打てばそのとおりにさせない事もできると思いたい！

どうか恐ろしい結末にならぬよう.....ならぬ...よう..[マ｢できるだけの事はするよぃ！声は抑えろぃ。折角そこまで必死になってくれてるんだ。ムダにはしねぇよぃ！｣

白｢マルコの言う通りだ。お前の気持ちは無駄にしねぇ。サッチには必ず護衛をつけて一人にしねぇようにする。

Aがこのまま帰っても不振に思う輩がいるかもしれん。

この船ではいつも通りのお前達でいろ。宴でもやってナースのところにでも泊まりやがれ。｣

エ｢俺は、死なねぇよ！安心してくれ！｣ﾆｶッ

サ｢ありがとな！俺も気を付けるよ！Aを悲しませるようなことはしないさ！｣

イ｢俺たちの大事な妹がそんな顔してたら、俺達質問攻めに合うぞ！
笑え。お嬢の笑顔が一番好きだ！｣

白｢みんなの言う通りだ！Aはいつものように笑ってろ。｣

そう言って私を元気付けようとしてくれる皆が大好きだった。