99話 ページ2
と私とキルアは肩を組まれる。
キ｢知らないね｣
『私も知らないです』
｢ふぅーん…｣
そして車が止まる。恐らくアジトへ着いたようだ。
連れてこられたのは廃墟地。
目の前には数名の旅団の仲間…って…え？
ヒソカ…!?
それにキルアも気が付いたようで
私とキルアに気付いたヒソカは知らんぷりかのように顔を背ける
そうだ！ヒソカならゴンを気に入ってるから何とかしてくれるかも…こっちも知らんぷり…
ゴ｢あ！｣
とゴンはヒソカを見て声を挙げる
｢『アホ!!』｣
｢なんだ。顔見知りでも居たのか？｣
と長髪の男が声を掛ける。
キ｢あー！いや…あぁ！あの時の女！｣
ノ｢なんだ。シズクの知り合いか？｣
シ｢ううん、全然｣
フェ｢ああ…思い出した、腕相撲してた子供ね｣
シ｢何だっけそれ｣
フラ｢お前一昨日あの子供と腕相撲して負けただろ｣
そうゴンを指差した旅団の1人にシズクと呼ばれた女は首を傾げた
幾ら私でも子供には負けない…と…
フェ｢ムリね。シズクは1度忘れたこと２度と思い出さないね｣
フラ｢いや…俺の勘違いだった…｣
あれ…記憶力悪…
ノ｢ほぉ…おめぇシズクとやって勝ったのか！｣
キ｢まさか旅団の人だとは思わなかったけど…｣
長髪の男は髪を1つに束ねてよぉし、と呟いた。
ノ｢オレと勝負だ｣
バダン！
｢もう一度｣
バダン！
｢もう一度｣
数える事を辞めるほど腕相撲は続いていた。ゴンが勝つ事はなく、男が勝ち続けている
ゴンの手の甲からは血が滲んで腫れている
ノ｢なァ、オレぁクモの中で腕相撲何番目に強ぇかな？｣
ふと、長髪の男は仲間達に目を向け尋ねた
フラ｢7番〜8番目ってとこじゃねーか？｣
マ｢弱くもないけど強くもないよね｣
この強さで7〜8番目…？有り得ない強さ…
ノ｢…でよ、1番強ェのがウボォーギンって男だったんだが、こいつが鎖野郎にやられたらしくてな｣
キ｢だからそんな奴知らないって言ってんだろ?!｣
バダン！
ノ｢ガキ！次に許可なく喋ったら…ぶっ殺すぞ｣
威圧的なあの目…恐ろしい…
長髪男はもう一度とゴンに言い、再び腕相撲は再開する
ノ｢奴は強化系でな、竹を割ったようなガチンコ好きの単細胞だ。その反面時間にうるさくてよォ…よく遅刻が原因でオレやフランクリンと喧嘩になったが、おれは素の殴り合いじゃボコられっ放しだった…
旅団設立前からの付き合いだ…誰よりも知ってる。
アイツが…ウボが戦って負ける訳ねぇ！｣
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります！！ (2021年8月19日 23時) (
レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました！これからも頑張ってください！ (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも | 作成日時：2021年3月13日 16時
