116話 ページ19
キ「無駄だね…!」
伸びていたパクノダの手が数cmというところで止まる。
キ「あんたさ…対象者に触れることで記憶を引き出す能力なんだろ?俺達は何も隠してないし何も知らな…!」
そうキルアが口にした時、パクノダがキルアを片手で持ち上げた。
パ「やれば分かること…黙りなさい」
ゴ「もし知ってても別のこと考えて頭の中読ませないもんn!」
そう続けるゴンの口元をぐっと掴みあげてパクノダは何か勘違いしてるわねと笑う。
ラジオは最後の質問ハガキを読むコーナーになる。
パ「あたしが引き出すのは記憶の底の最も純粋な原記憶。あんた達が創り出したイメージを読む訳では無いの。
あたしの質問であんた達の記憶を刺激する。すると池に石を投げた時みたいに記憶の底で沈殿した泥が舞う、それが原記憶…加工されてない記憶。
あたしはそれをすくいとる。偽証は不可能よ」
質問コーナーを終えたラジオ。そして時間はメッセージの時間に。
《JFNが7時をお知らせします。》
『(きた!)』
ゴキ、とA、キルアは手首の関節を外す。
ピッ
パ「さあ質問よ」
ピッ
パ「何を隠してるの?」
ピッ
ピーーーン
パ「!!?」
目を開く!よし見える!
縄抜けしてクロロをクラピカの方に蹴り飛ばす!
待機していたクラピカが捕らえるのを確認!
キルアはパクノダの左手を折り、ゴンは顎を蹴飛ばす。マチの横腹をキルアが蹴る。
マ「こいつは離さない!」
ギュンとマチの糸に引っ張られたゴン。
それを見て糸を切るには殺るしかないとマチの心臓を狙うキルア。
殺気でバレる!と思うがもうそれになりふり構ってる暇はない。
何も見えないノブナガは円を使ってAにターゲットを絞る。
私は向かってくるノブナガの顎を蹴りそのまま投げ飛ばした。
マチに捕まったキルアを助けるべく駆け出したゴンはノブナガに足を掴まれた。
ノ「見えなくてもオレには誰がどこにいるかぐらいはわかるぜ」
嘘でしょ!?あれから立て直した?!
ゴンを掴むノブナガの鳩尾に一発蹴りを入れようとしたが、ゴンを離すどころか私も一緒に捕まえてみせた。
くっそ!!強すぎる…!
ノ「残念だったな、ま…結構いいセンいってたぜ」
ノブナガの顔の真横の壁にナイフが刺さる。
ノ「入り口の方からか…」
シ「ラジオの奴もグルだよね」
ノ「ほっとけ!こいつらさえいればOKだ。そろそろ目も慣れる」
そうねとノブナガに目を向けたシズクはあれ?とあたりを見回す。
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります!! (2021年8月19日 23時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました!これからも頑張ってください! (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2021年3月13日 16時