【HxH】奴*隷少女 2【キルア】 (ページ10)

今日:3 hit、昨日:10 hit、合計:49,536 hit

58話ページ10

またもや男達はクスクスと笑う。気持ちが悪い…

「それでは、ゴン様は2207号室、キルア様は2223号室、A様は2231号室でお休み下さい！

戦闘日は決定次第お知らせいたします｣

鍵を渡された私達はゴンの部屋である2207号室へ向かう

キ｢あいつらが洗礼を受けた連中なんだろうな。何も知らずに200階(ここ)にきてたらオレ達もああなってたってことか｣

腕を頭の後ろで組んだキルアが呟くと、丁度ゴンの部屋についた。

ゴ｢うわー！広いねー！｣

『凄ーい!!!!今までの部屋が嘘みたい…！』

おい、ゴンとキルアが指さしたのはテレビのモニター。
そこには戦闘日決定の文字が大きく表示されていた。

225階闘技場にて3月11日午後3時スタート！

キ｢はやっ！｣

『明日…?!』

そう言った時、ゴンから力強い気が流れた。
私とキルアはビックリして顔を見合わせる。

『ゴン…？』

ゴ｢多分明日は勝てない。でもいいんだ。｣

気付いてたんだ…。

ゴ｢早く実感してみたいんだ。この力で、一体どんなことができるのか｣

『…そっか』

「よしっ」

とキルアが急に立ち上がり、私の前に立つ。

『急にどうしたの…？』と私が首を傾げると、キルアはピキピキと青筋を立てながら私の頭にゲンコツを食らわした。

『イッタァァァア!!何すんの？！え？！私なんかした?!』

キ｢なんかした？じゃねーよ！！おめぇヒソカとほんと何してたんだよ！｣

『いや！だからババ抜きしてたって言ったじゃん！』

キ｢ほんとかよ！！ぜってぇ嘘だろ！｣

『いやほんとだわ！！それ以外何があるの！？』

キ「ぜってぇヒソカから抱かれたりしたろ！」

『…何想像してんの馬鹿じゃないの？！』

｢あのヒソカだぞ？！｣

『あのヒソカだけどもそれはないから！ねぇ？！ゴン！？』

ふとゴンの顔を見ると、あら純粋。何も分かってない様子でぽかんとしている。

『ごめんゴン、私が聞いたのが馬鹿だった。なんでもない』

ゴ「Aはヒソカに何もされてないんでしょ？」

『うん』

ゴ「ならAを信じようよ！ね！キルア！」

キ「……はいはいわかったよ…。」

キ(「『でた…ゴンの必殺、"平和解決"。』)