92話 ページ44
レ「メガネ兄さん?」
『ウイングさん!私達の念の師匠!』
キ「このナイフみたいにオーラが漂ってる品物を見つけ出せば、それは凄い天才が作った可能性が高いって事だ!」
ゴ「そうか!その方法なら、鑑定の知識が無くても埋もれた1品を見つける事が出来るね!
それをもっとグレードの高いオークションに掛けて売る!」
「あんたら、それが欲しいなら値段を掛けな」
レ「これ、客が自分で値段を付けるのか?」
「あぁ。ここは値札競売市だからな。
白紙の値札に買いたい値段を書き込んで、決められた時間までに最高価格を書いた人が落札するんだ」
「ほら!人気の品はこんな風に後からどんどん価格が書き直されていくって訳さ!」
キ「成程ねぇ」
『面白ーい!』
ゴ「じゃ、早速作戦開始!」
キ「伝言サイトのチェックは俺に任せとけ!」
『ありがとう!』
ゴン達と別れた後、私は品物を見つけに色んな場所を巡っていると、オーラを放っているアンティークドールを見つけた
『お…!早速発見!先客無し…よし!500ジェニーっと…!』
━━━数時間後━━━━
『あ!あの品物…!』
前に着けたアンティークドールの品物に値段が着いていないか確かめに行くと…まさかの4倍の値段で被されていた
『マジか…ん…?ゼパイル…?あ!この名前さっきも!』
この品の他にも見つけたオーラを放っている品物にはゼパイルと言う名の人がほとんど先着していた
しかも全て2〜4倍で被される
何者…
プルルプルル
『ん…ゴンからだ!』
『あ!もしもしゴン?どうしたの?』
ゴ「どう?上手くいってるー?」
『いやぁ…なんか同じ人に全て取られてる…』
ゴ「ほんと?!オレもなんだ!
さっきキルアにも掛けたんだけどキルアとオレはゼパイルって言う人に全部取られてるんだ!Aは?」
『あれ、じゃあみんな一緒じゃん!私もゼパイル!』
ゴ「そっかぁ…キルアがね!締切ギリギリに書き直そうって!こっちは3人!必ずどっちか入手出来るって!」
『あ!確かに!分かった!』
結局手に入ったのは3品。
ゴ「ま!後はコイツをオークションハウスに登録するだけだ!」
『だね!』
私達3人はオークションハウスに向かっていた
「申し訳ございませんが、当ハウスではオークションのカタログ完成後の品物の登録は一切受け付けておりませんので…」
キ「そこをなんとかさ!俺たちどうしてもこれを競売に掛けたいんだ!」
『お願いします!』
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作者名:まりも | 作成日時:2021年2月19日 2時