91話 ページ43
レ「あいつ、ボディガードの仕事をしてるって聞いたぜ。恐らくVIPの護衛か…緋の目を追ってるんだから当然闇の用心だよな…」
ゴ「その人の護衛で地下競売に行って、事件に巻き込まれたのかも!」
レ「巻き込まれたってのは正しくねーぜ?相手が旅団ならあいつは積極的に介入するはずだからな。既に団員の2〜3人は捕まえてるかもしんねーし…」
ゴ「だといいけど…」
『旅団…?クラピカ何かあったの?』
と聞くとゴンが何から何まで丁寧に説明してくれた
『そうなんだ…無事だといいなぁ…』
ゴ「ダメだぁ…収穫無し」
レ「クモ1人につき20億って懸賞金は魅力だけど…見つけ出すのは至難の業だな…」
ゴ「うん…」
あれから私達は公共のパソコンを使ってクモについて調べていた
ゴ「あのさ!ネットで求める情報も決定的な物にしない?!例えば旅団の現在の居場所を知ってるとか!
その代わり、報酬も高額にする!」
レ「オイオイ…そんな金どこにあんだよ」
ゴ「大丈夫!」
とニコニコ笑顔で見せてきたのはハンターライセンス
ゴ「すっげぇ!まじで入ってるよ」
『まさかハンターライセンスを質入れしてお金を借りるなんて…』
レ「イカれてるぜこいつ…」
ゴ「ねぇ!まずはどうしたらいい?」
レ「とりあえず、サザンピースのカタログを買わねぇとな!」
お金を払い、ポンと差し出されたのはサザンピースのカタログ
私達はそれを持って机に固まっていた
ゴ「あった!グリードアイランド!」
『全部で7本の出品…』
キ「最低落札価格、89億。情報通りだな」
レ「あとは有力情報を待つだけだな!まずはクモ1人を捕まえて…そいつを締め上げ残りの団員の居場所を吐かせて一網打尽!ってか!?
あれ?どしたゴン?」
「これって…」
ゴンが手にしたのは1つの刀
キ「へぇ!ベンズナイフじゃん!」
ゴ「ベンズナイフ?」
『100年くらい前の大量殺人鬼が作ったナイフ。方流しとしても有名なんだよ!』
キ「熱狂的なコレクターが結構居て、隠れた名品だよ!よく知ってたな!」
ゴ「いや?そんな事全然。チラッと目に入ったらなんだか急に気になって、凝で見てみたんだ!
そしたら微かだけどオーラが見えた」
『ほんとだ…』
キ「そうか!こんな方法があったか!」
『あ!』
ゴ「方法?」
キ「金を稼ぐ方法さ!どの分野で活躍している人間でもずば抜けた才能の持ち主は、本人も知らずに念を使ってる場合が多いって!メガネ兄さんが言ってただろ?」
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作者名:まりも | 作成日時:2021年2月19日 2時