76話 くじら島 ページ28
ゴ｢ウイングさん！ありがとうございました！｣
キ｢あ、一応オレも！サンキュー！｣
『お世話になりました!!』
ウ｢3人ともお元気で！｣
ゴ｢ズシ！いつかまた会おう！｣
ズ｢押忍！｣
と手を振りまた歩き出す
キ｢さて、これでようやく目標クリアだな｣
ゴ｢うん！｣
キ｢さ、もうここには用はねーし、ゴン、お前どーすんだ？｣
ゴ｢くじら島に帰るよ！｣
『くじら島？』
ゴ｢うん！とりあえずヒソカに借りは返したし、島に帰ってミトさんにライセンスカードを見せたいんだ！
もう半年以上帰ってないもんなぁ…｣
私とキルアはそんなゴンを見つめる
キ｢オレも行こうかな。ミトさんに会ってみたいしさ！｣
ゴ｢ホント?!じゃあ一緒に行こうよ！｣
キ｢ヒナノはどーすんだ？｣
『私も…着いて行ってもいいかな…？』
ゴ｢いいの?!もちろん!!｣
『やったぁ！』
キ｢ちょっと邪魔するぜ｣
私達は振り向き、天空闘技場に別れを告げた。
ゴ｢ミトさーん！ミトさーーん!!｣
とゴンはくじら島へ着くなり、走って丘を登る。
私とキルアはそんなゴンの後ろを着いていく。
ゴ｢ただいま！ミトさん！｣
ミ｢おかえり、ゴン！｣
その後ろから来る私とキルアを見つけたミトさんは
貴方がキルアとAね！と言った。
｢『え？』｣
ゴンはキルアと私の事をミトさんに手紙で教えたらしい
私達は家にお邪魔させてもらった
ミ｢もー帰ってくるなら先に教えてよ！何にも用意してないわよ！｣
ゴ｢いいよテキトーで｣
ミ｢何言ってんの、せっかくお友達も来てるのに｣
『いえいえ！』
キ｢お構いなく！｣
ミ｢もう、前もって連絡くらいくれたら良かったのに…｣
私達は顔を見合わせてえへへと笑う
返事のないゴンにミトさんは聞いてんの？！と怒る
ミ｢あ、そうだ。ご飯作ってる間にお風呂入んなさいよ！服も全部、荷物から出しといてね！洗濯するから！｣
ゴ｢うん、後で｣
ミ｢今!!10秒以内！｣
そう言われゴンはそそくさとお風呂の用意を始める
キ｢いつもああか？｣
ゴ｢大体！｣
とゴンはキルアの上を脱がしてお風呂へ向かう
私はミトさんとお婆さんと3人だ。
なにか手伝えること…。
『あ、あの！何か手伝うことはありますか？』
ミ｢いいのよ！お客さんなんだから！ゆっくりしておいて！長旅で疲れたでしょう？｣
『いえいえ！寧ろ毎日楽しいですよ！』
｢あら、そう？ふふふ！なら手伝って貰おうかしら？｣
『ぜひ！』
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作者名：まりも | 作成日時：2021年2月19日 2時
