【HxH】奴*隷少女 2【キルア】 (ページ22)

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70話 6 オリジナルシーンと4日の出来事ページ22

『迷惑かけてごめん…。ありがとう…』

数秒無言が続く。

キ｢何で逃げなかったんだよ。お前なら逃げれるし、もはや殺せたはずだろ！｣

とキルアの低い声が響く。かなり怒っている様子。

『だって…。キルアが殺されちゃうもん…』

私は涙を溜めて声を震わせ答えた。

キ｢…は？どういうことだよ…｣

『ネットに…キルアと私の写真が出回ってる…』

キルアはハッとしてやっとこちらを見る。

キ｢それって…｣

『誰かが私のこと見つけて写真撮ってネットに出したんだと思う…ごめん…私のせいで…』

キ｢どうだっていいそんなこと。それよりなんで俺が殺さるんだよ｣

『離れようとしたら男達に…逃げたらコイツを…って言われて…だから｢俺の事なんてほっといて逃げれば良かっただろ！｣』

『…!!?良くない!!!良くない!!!』

キ｢なんでだよ！オレはそいつらなんて簡単に殺せるぞ！心配なんかしなくたっ『ダメなのッ!!!キルアに迷惑なんて掛けたくない…!!!私はキルアの事が大好きだから!!!』｣

キ｢ッ!!?｣

しまった。つい本音が出てしまった。私は顔を赤くす
る。ポロポロ出ていた涙も引っ込んでしまうほど。

『えっと…その…だから…！』

『｢……｣』

『あっ！！！』

キ｢なんだよいきなり！｣

『ギド戦!!!』

キ｢あっ！！！今の時間は…！よし！まだ間に合う！走るぞ！｣

『うん!!!』

私はあの後何とかギド戦に間に合い、ギドをゴンと戦える程度に懲らしめ、圧勝した。

そしていよいよ迎えた6月4日。

ゴンVSギドは、ゴンが釣竿でリングの石板ごギドをひっくり返し、そのままギドの義足をぶち折り、試合続行不可能とみなされ、試合は幕を呆気なく閉じた。

一方、キルアVSリーグベルトは、キルアが双頭の蛇の正体(サンダースネイク)を喰らうが、訓練でキルアには効かず、そのまま相手を投げ飛ばした後、電流を喰らっている状態でリーグベルトをキャッチし、そのままリーグベルトは失神し、こちらも試合の幕は呆気なく閉じた。

『ゴン、キルアお疲れ様！』

｢うん！/おぉ！｣

『ゴンはまた試合が待ってるね！』

キ｢6日後だったな？ヤツとやるの｣

ゴ｢うん！6月10日！｣

さっきのは俺以外じゃ出来ない勝ち方だからなーと
何気に自慢するキルア。

『ゴンはどう戦うの～？』

ゴ｢大丈夫、手は考えた｣

キ｢ほぉーん」