【HxH】奴*隷少女 2【キルア】 (ページ3)

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51話ページ3

『2億……。そのお金は…？』

キ｢4年前だぜ？残ってる訳ねぇじゃん！全部お菓子代に消えたっつーの！｣

『もしかして、チョコロボ君？』

キ｢おっ！ビンゴ！｣

えっへへーと笑うキルアに私達は顔を合わせる。

私達は控え室に向かった。

ガチャ……

ドアを開けるとそこには筋肉マッチョのおっさんがほとんどだった。

『嘘でしょ…。』

キ｢ま、この程度のヤツらなら楽勝だよ。｣

ゴ｢そうなの？｣

ズ｢キルアさん、声デカいっす…｣

《キルア様、ズシ様、57階A闘技場へお越し下さい》

キルアとズシの戦い…。今仲良くなったばっかなのに……。

ズ「押忍…！胸お借りします！」

キ「おう。まあクジ運クジ運、次頑張れよ。じゃお先に」

『うん！2人とも頑張ってね！』

キ｢上の階で待ってるぜ。ゴン、A｣

余裕なキルアに対し、緊張が隠しきれないズシ。

ゴ｢あんなにハッキリ言わなくたっていいのに…｣

『ウンウン…』

私とゴンもその後試合に呼ばれ、60階に来ていた。

『あれ、キルアまだ居ないんだ』

ゴ｢座って待ってよっか！｣

椅子に座って待っていると、キルアがエレベーターから出てくるのが見えた。

ゴ｢あっキルア！こっちこっち！｣

『何かあったの？』

キ｢あぁ。ちょっと手こずっちまった｣

ゴ｢結構強かったんだ。ズシ｣

キ｢いや、全然。素質はあるよ。あいつは強くなる。
でも今は、まだ俺から見りゃ隙だらけだし、パンチものろい。殴りたい放題だったよ

なのに倒せなかった。
それに、あいつが構えを変えた途端、兄貴と同じ嫌な感じがしたんだ｣

『ｯ!!』

念だ…。

キ｢なんか…わかんないけど、やばい感じ
あれきっと何かの技なんだ！
あいつの師匠が"レン"って言ってた｣

なるほど、練を使って攻防力が上げようとしてたんだ。

キ「ゴン、A…俺ちょっと予定を変えるぜ。最上階を目指す！」

あれ、そのつもりだったんだけど…。まぁいいや！

《キルア選手またしても一発KO勝ちー‼‼
おっと、その隣ではゴン選手がこれまた一発KO勝ち‼
そしてそしてー！その隣でもA選手が一発KO勝ちィーー‼

これで3人とも3日前に参加以来、6戦連続無傷の勝利です‼

手刀のキルア!!

押し出しのゴン!!

蹴りのA‼

果たして3人の快進撃はどこまで続くのでしょうか⁉
そしてこの3人を止めるのは一体誰なのか⁉》