【HxH】奴*隷少女 2【キルア】 (ページ15)

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63話ページ15

「ダメです！」
と怒りマークを立てながら言うウイングさん。

ウ「試合観戦も念を調べる行為に相当します！」

ゴ「う、ウイングさん！」キ「いきなり脅かすなよ！」

と私達は固まる。

ウ「ゴンくん…腕の怪我はもういいんですか？」

ゴ「は、はい！もう大丈夫です！」

キ「治ったんだから、試合見てもいいよな？」

ウ「いいえ」

とキッパリ断るウイングさんにキルアはえぇ…と言う。

ウ「ゴン君。君はあと一ヶ月後、点のみの修行と万全の回復に専念しなさい」

ゴ「は、はい。分かりました…」

じゃとウイングさんとズシは遠ざかっていった。

キ「しゃーねぇな…。試合は録画しとくとして、俺とAだけでも見てくるか…」

うんとニッコリ返事をするゴン。

試合開始の一時間前。

私とキルアはモニターを見ていた。

キ「へぇー。どんなゴリラかと思いきや」

『ヒソカと違って意外と爽やかイケメンなんだ…』

キ「なっ！お前そこかよ！」

『えぇ？！なんか印象そんな感じじゃない？！』

キ「どうだか…。あ、ちょっとオレ行くとこあるから。先行ってて！」

『え、うん。分かった！行ってらっしゃい！』

そう言ってキルアはある所に、私は観戦席へと向かった。

暫く時間が経つと、キルアが観戦席へ来たのがわかった。

『キルアー！こっちー！』

キルアは私を見つけ、隣の席へと腰を下ろした。

『何してたの？』

キ「ちょっとカストロの所に」

『えぇ！会えたの？』

キ「まぁな。あいつ、相当やるよ」

『ほぇ…生はどうでした？やっぱイケメン？』

ニシシと笑っていると、キルアからチョップを貰ってしまった。ゲンコツも痛いけど、チョップもかなり痛い…。

＜ヒソカVSカストロ試合後＞

『…。え、えぐかったね…』

キ「あぁ…結構な…」

ヒソカの腕が千切れたと思えば、千切れた腕の中からトランプは出てくるし……。

カストロさんはドッペルゲンガーを念により作り出す事が成功したらしいし…。これはきっと…予想以上の鍛錬が必要になる…。

でもほんとに…熱い戦いだった…

結果はヒソカに念を見破られ、トランプを刺されてカストロさんは死亡…。

念は人によって攻撃方法も変わってくる…。
面白いなぁ。ほんとに…。