検索窓
今日:1 hit、昨日:12 hit、合計:49,555 hit

61話 ページ13

ウ「今日から2ヶ月間一切の試合を禁じます!念の修行及び念について調べることも許しません!
これが守れないようであれば、君に教えることはもう何もありません。

どうですか?」

ゴ「分かった。ちゃんと守るよ」



するとウイングさんはゴンの左手の小指に"誓いの糸"を結び付けた。これを見て常に約束を忘れぬようにとウイングさん。



ウ「キルア君、Aさん。ちょっと」


そう言われ、私とキルアはゴンを置いてロビーへ向かった。







ウ「キルア君、Aさん。君達の本当の目的は何なのですか?」


キ「いや、目的って言われてもなー、最初とかなり主旨変わってきてるし。

ズシとあんたに会わなきゃオレとAは小遣い稼ぎだけのつもりだったし、ゴンはヒソカってやつと戦うために武者修行に来てるんだ。それだけだよ」


『200階クラスの人達はほとんど最上階が目的らしいけど、バトルオリンピアだったっけ?私はあんまり興味無いなぁ』


キ「オレも。ゴンは分からないけど…」


と足をブラブラさせるキルア。


キ「あいつ口ではヒソカと戦えればそれでいいとか言ってるけど、昨日の試合のやり方……あれは、スリルを楽しんでるみたいだったからな」


ウ「命さえ落としかねなかったあの状況を楽しんでいた……と?」


キ「ああ。オレもそゆとこないわけじゃないからわかるんだけどさ。オレなら場所と相手を選ぶけど、あいつは夢中になったら見境なさそうだしな…」


でも同じ約束を二度破るような奴じゃないから大丈夫!とキルアは苦笑いする。

ウイングさんは目を伏せ、何かを後悔している様子だった。


『もう遅いと思うよ。キルアもゴンも知っちゃったし、教えることを辞めるなら、他の誰かに満足するまで教えてもらうと思う。キルアとゴンは』


キ「責任感じることないよ。オレの兄貴もヒソカも、Aも…念の使い手だったんだから、何れオレもゴンも念に辿りついていた」


ウ「……分かりました。途中で降りる気なんてありませんよ。むしろ伝えたい事が山ほどありますから。
ズシが宿で待っています。君達も一緒に修行するといいでしょう」


キ「いや、いいや。抜け駆けみたいでやだからさ。ゴンが約束を守れたら一緒に始めるよ」


『ちなみに私も同意見!』


ウ「ゴン君に伝えてください!燃える方の燃の修行なら認めると!点を毎日行うようにと!」


キルアは片手を上げて返事をした。

62話→←60話 ゴンVSギド 2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
91人がお気に入り
設定タグ:HUNTER×HUNTER , キルア , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まりも | 作成日時:2021年2月19日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。