【HxH】奴*隷少女 2【キルア】 (ページ31)

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79話ページ31

ゴ｢キルアとAは俺といて楽しい？｣

キ｢な！そりゃまぁ…な｣

『すっごく楽しい！』

ゴ｢じゃあ！これからも一緒に居ようよ！一緒に色んな所に行って、色んな物を見ようよ！｣

キ｢お前、ほんと恥ずいこと平気で言うよな｣

『ゴンってほんと面白い』

あははと笑い合う。

ゴ｢オレは親父を。キルアとAはやりたいことを探す旅！きっと楽しいよ！｣

『そうだね』

キ｢悪くないな…よし！やりたいことが見つかるまで、お前の親父探しに付き合ってやるか！｣

キ｢ん、そーいや、お前のお袋さんって何してんの？｣

ゴ｢親父のこと以上に聞きずらいんだよね。母親のことって。ずっと親代わりで育てて来てくれた訳だから。そういう事聞くのってなんか悪い気がしてさ｣

キ｢そういうもんかな｣

ゴ｢ミトさんは最初、俺の両親は交通事故で死んだって言ってたんだ。

親父が生きててハンターをしていることを知ったら、俺が親父みたいになるんじゃないかって…｣

『心配した通りになった訳…』

ゴ｢親父のことを知った時、なんとなく母親の方は死んだんだろうなぁって勝手に納得しちゃってさ！｣

キ｢ひでぇ話だな！そりゃあ！｣

ゴ｢俺にとって、母親はずっとミトさんだから！｣

キ｢そっか。あーあ！俺もミトさんみたいな母親が良かったなぁ！｣

ゴ｢最高だよ！ちょっと口うるさいけど！｣

キ｢全然いいよ！うちのお袋なんてさ、ちょっと出掛けようとするだけで喚くのなんなのって、ヒステリーだよ、ほんと！｣

｢｢『あっははは！』｣｣

母親…か…私の母親ってどんな人なんだろうなぁ

焚き火の始末をして家に帰り、私とキルアは寝る準備を。ゴンとミトさんは片付けを始めていた

『…ねぇキルア』

キ｢んー？｣

『私とキルアの写真が出回ってる件』

キ｢…｣

『どうしよう…』

キ｢考えても仕方ねーだろ｣

『…』

私はそう言われ、言葉をつっかえる

キ｢それで思い出したんだけどさ…お前…俺の事…本当に大好きだからって…｣

『ッ…！』

顔が勝手に火照る

そんな私の反応を見て、察したのかキルアも顔を紅くする

キ｢もしかして…あれ…｣

『うわぁ！もう！そうです！キルアのこと好きなんです！』

と私はやけくそになって言った。

キ｢ッ!!…そ、そっか…｣

『…忘れていいよ…』

キ｢へ？｣

『忘れていいの！だからそののの！気まずい関係にならないでええ！』

｢え、いや…その…ならねーけど…｣

とキルアは口をモゴモゴさせる。