73話 ページ25
キ｢…なんか顔赤くね…？熱でもあんの…？｣
と言ってキルアは私の額に手を当てる。
『キ、キルア…！しゅ…修行の続き！ね？私熱なんかないよ！』
キ｢…お前なんかたまに顔赤くなる時あるよな…。ハンター試験の時も赤くなってたし…。｣
と言ってキルアは私の額から手を下げる
『え？そそうかな…？(キルアのせいだわ…)
と、とりあえず！修行！はい！！じゃあ私自室戻るから！何かあったらまた呼んで！じゃあ！』
私はそう言って足早に自室へ戻り、ベットに突っ伏した。
『あれ…寝てた…。もう朝…！？やばい！ウイングさんとの修行時間間に合わない！！！』
私は急いで用意してウイングさんの宿へ向かった。
キ｢おせーぞ｣
ゴ｢まぁまぁ！間に合ったんだから！｣
ウ｢皆さん揃ったことですし、修行の成果を見せて貰いましょうか！まずはキルアくんから！｣
キルアがグラスの前に立ち、水見式を行う。
キ｢いいぜ。｣
そう言われ、皆で水を舐める。
ゴ｢甘い！｣
ズ｢蜂蜜みたいだ！｣
『昨日よりも甘くなってる…！』
ウ｢よろしい。次はズシ！｣
ズ｢押忍！｣
ズシも水見式を行う。
葉が少しづつ動く。
ズ｢くっ…！！これが精一杯っす…！｣
ウ｢いいでしょう！しかしまだその程度では不十分！まだ修行が必要ですね。次、ゴン君！｣
ゴンも同様に水見式を行う。
深呼吸をし練を発動させた瞬間、グラスが割れ、勢いよく水が溢れ出した。
｢｢『うわ…！』｣｣
ウ｢全く…大したもんですよ！ゴン君！キルア君！2人とも今日で卒業です！｣
キ｢まじ？｣
ゴ｢やったねキルア！｣
ズ｢師範代…！やっぱり自分は…｣
ウ｢まだまだ修行が必要ですね！｣
キ｢頑張れよ｣
ゴ｢ズシなら出来る！｣
『うん！頑張って！』
ズ｢押忍…！｣
ウ｢それとゴン君！君にはもう1つ、大事な事を伝えなければなりません。
ゴン＝フリークス君！裏ハンター試験、合格！｣
ゴンとキルアは意味が分からず顔を見合わせる。
ウ｢合格ですよ！おめでとう！｣
『おめでとう〜！』
？マークを浮かべるゴン。
そのゴンに裏ハンター試験について教えるウイングさん。
ウ｢キルア君。是非もう1度ハンター試験を受けて下さい！君なら必ずハンター試験に受かります！｣
キ｢ま、気が向いたらね｣
とそっぽ向く。
ゴ｢あ！ウイングさん！試験に受かった他の人達が今どんなか聞いてる？｣
ウ｢えぇ！｣
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作者名：まりも | 作成日時：2021年2月19日 2時
