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40話 ゾルディック家編 ページ41

道路は渋滞しており、飛行船までの時間も押していた。


レ「おっちゃん!どうにかしてくれよ!」
とレオリオは頼むが、運転手さんは困ったように渋滞ですからねぇ…と告げる。

ゴ「それじゃあ!」


とゴンが声を上げる。私達はタクシーから降り、飛行船まで走ることにした。



と言っても私は走れないのでクラピカに横抱きにされて走ったが。

飛行船に乗り、電車に乗り、バスに乗りと色々と渡って、ある門まで辿り着いた。


レ「こりゃすげぇ…」

『広すぎる…』

「えー、ここが正門です。別名黄泉への扉と呼ばれております。
入ったら最後、生きて戻れないとの理由からです。
中に入るには守衛室横にある小さな扉を使いますが、
ここから先は私有地となっておりますので見学できません」

レ「おいおい!正門って、山は遥か向こうだぜ?!」

「はい!ここから先の樹海は勿論、ククルーマウテンも全て、ゾルディック家の敷地ということです!」

ゴ「ねぇねぇガイドさん。」

「はい!」

ゴ「中に入るにはどうしたらいいの?」

「んー。坊や、私の説明聞いてました?

中に入れば二度と生きては帰れません!」




?「ハッタリだろ!」
その声に私達は振り向く。


「誰も見た事のない暗殺一家。奴らの顔写真でさえ、1億円近い懸賞金がかかってる話だ。」

レ「まじか!くそぉ!キルアの写真撮っとけば良かった!」


その声に私達はぎょっとする。

男達は、守衛室の扉をメキッ、と外し、中に居たおじさんの胸ぐらを掴み持ち上げる。


「門を開けな」

「こ、困りますよ!私が旦那様に叱られるんですから」


おじさんは困ったように彼らに鍵を渡すと、おじさんは放り投げられてしまった。

すると門の奥からさっきの男達であろう悲鳴が聞こえたのだ。

門が開けられそこから出てきたのは、"2つの人骨"だった。


『ま、まじか…。』

「ミケー!太っても知らないよー!」


と、おじさんが大きな声を出す。


「ちょっと!貴方達!何やってんの!早くバスに乗って!」

ゴ「あ!行っていいですよ!俺達とここに残るんで!」




「なるほどねー、キルア坊ちゃんの友達ですかい」


おじさんは私達に紅茶を淹れながら微笑む。

20年勤めていて友人として来てくれたのはあんた達が初めてだ、言うのはと守衛のゼブロさんと言う方。
ほんとに嬉しいよ、ありがとう!と頭を下げるが…


ゼ「しかし、君らを庭内に入れるわけにはいかんのです。」

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , キルア , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
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まりも(プロフ) - リフレインさん» 大変申し訳ございません!!!学校生活が忙しく頂いたコメントに返信が出来ていませんでした(><)リメイクが終わりましたので2を出してます!! (2021年7月8日 21時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
リフレイン(プロフ) - すごく読むのがたのしかったです2が見たいのに見れない…(泣) (2021年6月7日 19時) (レス) id: e34760b102 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - にっしぃさん» 初コメありがとうございます!(><) 作品を楽しんで頂けて嬉しいです!これからも更新頑張りますね!´`* (2021年3月22日 22時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
にっしぃ - 素晴らしいと思います!応援してます! (2021年3月22日 19時) (レス) id: 58d1be9695 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりも x他1人 | 作成日時:2021年2月5日 0時

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