【HxH】奴*隷少女【キルア】

20話 ページ21

先へ進むと、中心に戦えるような場所があり、その周りは何もなく、落ちたら完全死亡というやばい所に出た。


キ「見ろよ、彼処」


奥を見ると、変な薄布を被り、手錠を付けている人達がいた。

困惑しているとアナウンスが入った。


『諸君、説明しよう。諸君らの前にいるのはこのトリックタワーに幽閉されている囚人達だ。

彼らは同時に、審査委員会から正式に任命を受けた雇われ試験官でもある。諸君にはこれから、ここで彼ら5人と戦ってもらう。勝負は1体1。各自1度しか戦えない。

戦い方は自由、引き分けは無し。相手に負けを認めさせたら勝ちとする。』

｢順番は自由に決めて貰って結構。諸君らは多数決、つまり3勝以上すればここを通過出来る。
ルールは極めて単純だ。」

レ｢チッ…ここでも多数決かよ…」

キ「ま、わかりやすくていいけど」

何か色々と説明を聞かされてよく分からないがとりあえず戦って勝てばいいとのこと。

キ｢どーする？戦い方は自由って事は、裏を返せば何でもアリって事だぜ？」

レ「何を仕掛けてくるかわからねぇってことか…」

『はーい！私行くー！』

私が手を挙げて言う。
レオリオには｢やめとけ！12歳のか弱い少女が行くような場所じゃねぇ！｣
と言われたが、皆からは行っていいと許しを貰ったので行くことにした。

｢おめぇーらこいつ死ぬぞ！！｣とレオリオは叫ぶが、｢まぁ見とけって｣とキルア。

『じゃあ行ってくるね！』と手を振った。
現れた道に驚きつつ、リングに立つ。

同時に歩いてきたのは筋肉質なハゲ男。見るからに分かる。弱そうだ。

『ルールはそっちが決めていいよー』

｢呑気なお嬢ちゃんだ。だが俺はお嬢ちゃんだからと行って手加減はしない。デスマッチを提案する。｣

ゴ｢デスマッチ？！｣

レ｢死ぬまで戦うってことかよ…。｣

ク｢ダメだ…。ヤツの挑発に乗っては行けない。｣


｢どうする？｣とハゲ男。


『分かった』


呆気なく言う私に皆は少しビックリしていた。

｢マジかよ…。｣とレオリオ。


｢いざ…勝負！｣といきなりハゲ男は私に襲いかかる。


ー勝負の行方はー

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