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将吾 ×A
観覧車の前.
『うそ…将吾くん…』
将吾「Aちゃんだぁ、よろしくね？」
観覧車の前で待つ将吾はAを見つけて、ポケットから手を出しヒラヒラと手を振っている。
『よろしくお願いします』
将吾「こちらこそ、さっそく、乗る？」
『観覧車……乗りたい！』
将吾「うん、乗ろう！」
カメラの都合上隣り合わせで観覧車に乗る。
将吾「Aちゃんは高いの平気？」
『大丈夫。将吾くんも平気？』
将吾「うん、俺も。観覧車けっこう好きかも」
『いいよね、夜景綺麗だし！』
ね〜、と楽しそうに話しているが、どこかぎこちない距離感。
狭い空間の中、Aが行動に出る。
『あの……将吾って呼んでもいい？』
将吾「ふふっ、いいよ？おれも呼んで欲しい」
『ありがとう……将吾』
将吾「どういたしまして、A」
『うわ、急に呼び捨て…』
将吾「Aが将吾って呼ぶから。だめ？」
『ううん、嬉しい…です』
将吾「ふふ、耳赤いね」
そして観覧車がら一周する頃、また一つ行動に出る。
『あの、嫌じゃなければ手を繋ぎたいです』
将吾「俺と？いいよぉ」
『いいの！？』
将吾「え？うん」
『…ありがとう』
はい、と将吾が左手を差し出しその上にAが手を重ねる。
将吾「あ、もう終わったね」
『そうだね、ありがとう』
将吾「こちらこそ、楽しかった」
『私も楽しかった！』
将吾「ね！これも1つのいい思い出だよね」
『なんか言い方がエモいね、将吾』
将吾「そぉ？よくわからないけどありがとう」
手を繋ぎながら観覧車から降り、
お互い楽しかったと話しながら自然と手は離れていった。
𓈒𓂃緑の花 グラジオラス「思い出」𓂃𓈒
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小豆もち(プロフ) - 西くん推しなのですごい楽しみながら見てます！続き気になってるので、楽しみに待ってます！！ (4月12日 6時) (
レス) id: 8a32b4bdb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mer | 作成日時：2023年9月4日 17時
