INIとオオカミくんには騙されない。 (ページ2)

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はじめましての会ページ2

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"乾杯〜"

カツン、とグラスが音を立てると同時に乾杯〜と始まりの合図がなる。

最初に話し始めたのは、

将吾「わあ〜うまっ、これ！」

柾哉「はじめまして、柾哉って言います。」

洸人「みんなすごいねー、なんか」

男性陣だった。

さえ「なんかすごいってなんですか？それ褒めてます？」

洸人「褒めてる褒めてる！ほら、そのー、ね？」

るり「どうしたんですか？」

洸人「ほら、みなさんお綺麗ですね？って…」

『ふふっ、耳赤くなってますよ』

柾哉「ほんとだ〜洸人めっちゃ赤いよ？」

将吾「照れてるんだね、かわいい」

洸人「…っもう！見なくていいから、あー恥ずかしい」

柾哉「もしかしてこれオオカミの作戦…？」

『え〜洸人さんこわ〜い』

とわざと怖がってるふりをしだす周り

洸人「そんなことしないって！俺オオカミじゃないって！」

さえ「あはは、最年長なのにいじられてますね」

るり「おもいしろいですね」

洸人「いやなんかもう恥ずかしいから、Aちゃんあっちで話に行こ！」

『え？私ですか？』

洸人「うん、ほら、行こう」

そっと手を伸ばし戸惑っているAの腕を手に取り、歩き出して奥のベンチの方へ行ってしまった。

るり「え？早くない？」

さえ「…すごいね、積極的だね」

柾哉「…さすがやるねぇ」

将吾「Aちゃんなのかぁ」

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もう一つのグループ

雄大「shihoちゃんってあれやんな？最近TikTokで歌バズってんな？」

shiho「あれはバズってるって言うのかな？」

雄大「バズってるって！俺その曲で撮ったことあるし！」

めい「私もある！いい歌だよね〜」

京介「へー、なんて歌？」

雄大「えーと、確か…あれやんな！」

京介「しらねぇのかよ」

雄大「こわ、こいつ！今思い出せないだけじゃん」

匠海「blue、って歌よな？俺も聴いたことある」

shiho「そう！すごい匠海くん！」

雄大「そうそう！それそれ！」

匠海「雄大今思い出したやろ」

めい「ここのやりとり面白いんだけど」

shiho「最初からこんな笑えると思ってなかった」

そこへ洸人とAが通りかかる。

京介「確かに、…ってあれ、もう2ショット？」

めい「え？はやいね」

匠海「もう動き出していいん？じゃあ、shihoちゃんあっちで話さん？」

めい「あ、うん…いいよ！」

雄大「えええ〜？匠海まで？！」

京介「…いってら〜」

めい「積極的な男の人っていいですね〜」

匠海とshihoもぎこちなく、その場を離れた。

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