嫉妬深いのは、 ページ21
お仕事終わり、お風呂を終えて一息
『恭平、次どうぞ』
『恭平？』
『ねえってば！』
めめ事件から拗ね拗ねモード
『嫉妬せーへんタイプとかめっちゃ嘘やん』
無視を貫いてた恭平がぐるっとこっちを向く。
(ﾋﾞｸｯ)
恭「あんな、これでも俺めちゃくちゃ寛大な方やからな？」
『え』
恭「逆の立場で考えてみ？俺が坂道グループとかの女子んとこに男一人。
そんでいっつも囲まれとって、まいやん大好き！あしゅ可愛い〜とか言うててみ？
そんでぎゅーってくっついてんねんで？
それを！目の前で見てんの！俺はいつも！」
『…』
恭「普通こんなん絶対嫌やからな。」
いや、まあ俺も嫌じゃないっていうたら嘘になるし…とブツブツ続ける恭平の言葉も頭に入ってこない。
恭「…って、聞いてる？笑
A、」
そこで恭平君は気付きます。
恭「は、ちょ。なんで泣きそうなん！待ってや！今の流れでなんで泣くん!?」
『やだ、』
恭「は、」
恭平はあわあわ私の頬を両手で包む。
『きょへがまいやんとかみて大好きとか可愛いとか言うて、毎日べたべたしてたらいやぁ泣』
半べそ状態の私に
恭「ぶはっ」
恭平は大笑い。
恭「俺、ほんまに嫉妬とかないタイプやってんけど、確かにAのことになると嫉妬するし余裕ない。
それでもだーいぶ緩い方やで？笑」
『うん、』
おいで、と恭平によしよしされる。
『やってLINEの通知まっさんでも気になるもん、』
恭「それは気にしすぎ笑」
『恭平が嬉しそうにスマホ見てると、私以外で恭平にそんな顔させてるの誰？って』
恭「俺よりよっぽど重いやん笑」
『…ごめ』
恭「Aだから許せるわ。それ」
『…』
恭「つーか、俺がそーゆー系には疎いだけで愛の重さやったら俺のが上やで。
これ絶対な」
『そんなこと…』
恭「ある。」
恭平は断言して
恭「俺、Aにきょろって呼ばれんの好きやねん」
『なんで？』
恭「昔から俺がずっときょろきょろ探してたんは、Aやから」
『…！』
恭「そんで、見つけた」
二パって全開の笑顔。
『ぁー、』
好き。って言いたくなるのを誤魔化してくっつく
恭「あ、これ俺。」
『知ってるわ笑』
テレビにうつった自分を指して
恭「録画してくれてんねや」
『当たり前やろ』
恭「俺やっぱかっこええなぁ、」
『はいはい』
恭「うわ、てきとー」
『…私は、めめよりも
恭平が一番カッコイイと思っとるよ』
恭「!!」
想像しただけで、泣けちゃうくらい
大好きやで
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りな∞(プロフ) - mioさん» 1からなんてとても嬉しいです(;_;)ドライフラワー作者も好きな曲なので考えさせて頂きます！ご希望に添えるか分かりませんが宜しければお待ちください！ (2021年1月13日 0時) (
レス) id: 893f140170 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 1から楽しく読ませて頂いています！もし可能だったら恭平君とのけんか？期間中で優里さんのドライフラワーという曲の夢主ちゃん目線お願いできますか？無理だったら大丈夫です…。 (2021年1月13日 0時) (レス) id: 946c26b65c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2021年1月12日 14時
