なにわのAぇ女子2 (ページ50)

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『まっさーん、』

正「なになにー可愛ええなぁほんまに」

『ん～！』

正門君になでなでされ

健「ほーんまに可愛ええゴリラやなぁ！日本語上手やし」

『いてこますぞほんま』

休憩になって、大橋くんと歩いてきた高橋くんを見つけるなり

飛んでいくAちゃん。

『恭平！恭平恭平恭平！』

和「おーおー、なんやなんや笑」

恭「なに？」

『…』
無言で高橋くんの前に突っ立っているAちゃん。

恭「ふ、お前必死すぎ。」

崩れてんで、と前髪を直そうとする高橋くんにAちゃんが下を向く。

恭「おーい、顔上げろて」

『やって』

両手でAちゃんのほっぺを掴んで前向かせて

恭「寂しかった？笑」

と聞く高橋くん

『うん』
Aちゃんは素直に頷くと

恭「ん、おいで」

手を広げる高橋くんにダイブして抱きつく。

恭「うは笑お前力加減考えろや笑」

ひゃあーと声を上げて照れてる大橋くん。
こっそり見ていた僕の視線に気づいた高橋くんは

な？と目を細めて笑う。

うーわ、策士や策士。

長「高橋くんってバカやのに頭ええですよね」

恭「なんやねんそれ笑」

高橋くんのパーカーをちょこんと繋いでちょこちょこ着いていくAちゃん。

正「あれ、Aー？こっち来ーへんの？」

西「諦めや笑あーなったらなつは恭平から離れへんから笑」

正「え、そーなん？笑
俺のワンちゃんやったのにー！！」

残念そうな正門君に

恭「正門君、コイツは犬じゃなくて
超気分やな猫ですよ」

な？と言われて

口を膨らませたまま
『…ニャン』

というAちゃん。

正「…それがなにわのきょへなつか」

西「えーもん見れたやろ？笑」

いつもは甘々な高橋くんにツンなAちゃんやけど

実は踊らされてるのはAちゃんの方やったりして、笑