なにわのAぇ女子2 (ページ48)

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恭「あ、そーや。あいつ戻ってきたらこれアイロンあっためてあるから髪やったって。
それとピンこれ使ってえーから。」

と雑において

んじゃ、お先と楽屋を後にする高橋くん。

長「あとでわかるって何がですか？」

さあ？と首を傾げるみんな。

丈くん達に連れられて戻ってきたAちゃん。

西「ほらあんま時間ないで！はよ準備しぃ！」

丈「準備整えてから遊びに行きやこのアホが」

『うえーん！』

慌てて準備を始めるAちゃん。

『きょーへー髪の毛ー、ってあれ？恭平は？』

道「リト関の子らと話あるらしくてもう行きましたよ」

『え、あ、そうなん？どないしよ…』

わたわたとするAちゃんに

長「あ、僕髪やりますよ」

『え！ほんま？ごめんな長尾ちゃん』

頼むー！！って手を合わせるAちゃんを座らせると

『あああまってアイロンあっためてない！てか持ってきてない!!』

長「ありますよ。あっため済みです」

『へ？ほんまに？
ってかやばい！！アメピン買ってくるの忘れた！最後の1本無くしたんやった、！』

長「ありますよ笑」

『！？
長尾ちん…エスパーなん？？？』

目をまん丸にして驚くAちゃんに笑ってしまう。

長「そうなんですよ！僕なんでも分かるんです」

『うはー、すごいな。恐れいったわ…。天才か』

長「嘘です嘘です笑
全部高橋くんですよ」

『ん？』

長「アイロンあっためてってくれたのも、アメピン用意してくれたのも僕にAちゃんのヘアセット頼んだのも全部高橋くんです」

『……あ、そーなんや、』

ちょっと寂しそうな顔をして、
直ぐにニコニコとお願いします！といつもの笑顔に戻る。

それを察したのか

流「A、ちょっとこっち来て。」

『んー！』

流星君がメイクの手直しをする。

流「はい、バッチリ。」

『んふふ、ありがとう！』

丈「ほら支度出来たら行くで」

『はーい！』