なにわのAぇ女子2 (ページ4)

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電話が来た時から気付いていた。

やから、聞かなかった。

どうしたん？なんて。

分かりきってるんやもん。

『みっちー戻ってきたらみんなでお疲れ様会行こうな』

道「!!行きたいです」

『みっちーの好きなもん食べ行こう！』

道「えー、俺みんなが行きたいとこならどこでもいいですよ～笑」

みっちーは。
真面目で優しくてちょっと天然で。

少し口下手やけど本当は誰より寂しがり屋なんも、私は知っとる。

会話が終わっても

道「あ、そいえば聞いてくださいよ。
あのー、前みんなで東京行った時ー…」

なんて大した話でもないことを一生懸命話すみっちー。

『みっちー』

道「はい？」

『頑張り過ぎんでええよ。』

道「…」

『みっちーが無理しなくったって、充分みっちーは面白くて魅力的やもん。』

お笑いを強いられる関西Jr。
関西やからってみんなが面白いことが言えるわけじゃないし、みんなが陽気なわけでもない。

丈くんやはっすんのように出来ないことを自身が誰より気にしとるみっちー。

『私はみっちーとおるのが楽しくて大好きやから。
寂しい』

道「恭平とかみんなおるじゃないですか」

『みっちーはみっちーしかおらんやろ？誰にも埋められへんよ。

でも、みっちーが活躍してたくさんの人がみっちーを知って、好きになってくれたら嬉しい』

道「…おん、」