なにわのAぇ女子2 (ページ15)

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『ゴーヤも食われへん、タバスコもなんなんあれ！佐野くん悪くないやろ！』

健「いやお前。画面で見てるだけじゃ分からんかもやけどあれめちゃくちゃ痛いし辛いしほんましんどいからな!?」

健の必死な抵抗！

だけど負ける私ではない。

『あんた先輩やのにテレビの事で後輩叱るとかほんまあかんから！』

健「…いやー、そうやけどぉ、あれは。やって異常に振ってくるから…」

ボソボソと言い訳を続けとるけど

『私思ったんよ。Aぇは体張ってなんぼやろ？やからさ、この際辛いもの慣れてへっちゃらになればええやんって！』

健「お前よくもそんな悪魔みたいなこと笑顔で言えるな」

『ほら、麺伸びひんうちにはよ食べよ？
健くん男気プロジェクト！Aが協力したるわ』

健「ありがた迷惑過ぎひん？」

そんな健を無視して私はいつもの大好きなラーメンを頂く。

『んー、やっぱ美味しいー！店長サイコーです！』

おー、ありがとうって返してくれる店長。
健に目をやると

気まずそうにラーメンに口をつけた。

健「…かっら！！！！ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ!!」

とむせて

健「う、うまいっすぅ～」

と言う。

美味しくラーメンを食べて苦戦している健の横で男塾を見返す。

『いやほんまに大晴くんってデキジュやなぁ』