なにわのAぇ女子 (ページ45)

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タクシーを途中で止めて近くのコンビニで降りる。

料理もお菓子も沢山あったから持ってく必要もないやろうけど、手ぶらで行くんも気が引けて。

飲んでる様子は無さそうやったからいくつか酒を買って。

目に付いたいちごオレも一緒に会計を済ませる。

このコンビニからAの家は近いから早足でたどり着きインターフォンを鳴らす。

ドタバタと音が聞こえてどーぞー、と機械越しに声がする。

福「おじゃましまー…」

上がろうとした瞬間、真っ暗だった部屋にあかりが着いて

「「「『ハッピーハロウィーン！！』」」」

と愉快な仲間たちが出てくる。

福「うわ！びっくりした笑」

健「長引いたんやって？お疲れさん」

と言う小島の後ろからひょこっと顔を出して

『お疲れ様！大晴くん』
とA

福「あ、これ。もー何買ったらええか分からんし手持ちも無いからとりあえずお酒買ってきてもうた！」

健「おーええなぁ」

『わー！ありがとう！気にせんで手ぶらで良かったんに！とりあえず冷やしとくな』

と受け取りにきたA。
こんなに近くでちゃんと顔を合わせるのは久々やろうか。