なにわのAぇ女子 (ページ14)

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りゅちぇなつ！ページ14

『りゅちぇ子～』

流「いやその呼び方やめて！？笑」

『そんなことは置いといてな～？あのなー、』

流「いや気になるわ！」

しっかりツッコミキレキレの流星。
私がボケて流星が突っ込む。

このコントのような関係性は入所していつの間にか安定になっていた。

私の方が年上やのにしっかりしてる流星
どっちが年上なんか分からへんよな笑

りゅちぇはキラキラアイドルで。
可愛くてけんととはまた違ったあざとさがあって。

やけど、年下やのにほんまに年下を感じない。

ストイックに努力して全力でアイドルをしている姿には尊敬しかないし。

負けられへんなって正直誰よりも思う。

誰よりも認めてるからこそ、流星との差に苦しむことやってあった。

同期やのにこの子は大ちゃんや廉くん達と混ざって前へ前へと出て輝いていた。

時々自分でもおかしいと分かっているのに黒い感情が取り巻く時もあった。

それでも

(過去)
流「あー、Aメイク崩れとんで。ほら、じっとして！目ぇつぶり！」

優しい手つきで軽く手直しをして

流「もー、ほんま女の子なんやから気ぃつけや！せっかく可愛いのに勿体ないやろ？」

頑張り屋さんで世話好きで面倒見のいい流星が

大好きなわけで。