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「なぁ、本当にもう大丈夫なのか？」
「まだ病み上がりじゃないか
無理して出なくてもいいんじゃないか？」
『もう熱もないし大丈夫だよ』
「しんどくなったらすぐに抜けるんだぞ」
「言ってくれりゃすぐ迎えに行くからな」
ようやく本調子を取り戻し、今日から復帰することになったものの
3年の教室まで双子が過保護についてくる
『大丈夫だって、
それに学年もクラスも違うのにどうやって言うのよ？』
私の言葉にフレッドはいつもの調子で
「そりゃもちろん、あ…」
『あ？』
「あーーーー…、ｴｰﾄ、」
『どうせ愛の力って言うんでしょ』
「今更何を照れてるんだよ。気持ち悪い」
うぐ、と言葉を詰まらせたフレッドは相棒を睨みつける
『フレッドの考えてることなんてお見通しだよ』
困らせたかったわけじゃないの
そんな風に、気を遣わせたかった訳じゃない
ただ溢れて止まらなくて
「へへ、バレてたか」
どこか照れたようにはにかむフレッドに
心の中でごめんね、と謝る
大丈夫、もう平気
だってフレッドは
フレッドと、ジョージは
私の中でスーパーヒーローなんだから
授業が始まるから、と双子を追い返してハリー達に合流すると
『あれ？ハーマイオニーは？』
「ハーマイオニーならすぐそこに…って、あれ!?」
「僕達一緒に来たはずなのに！」
(しまった)
と思いながら
『お手洗いかな？』
なんて誤魔化して呪文学の席に着く
ハーマイオニーは呪文学どころか午前の授業には姿を現さず
ロンやハリーを唖然とさせた
ハーマイオニーも疲労が溜まっていたのだろう
すっかり眠りこけてしまっていたのだという
私やロンにあたることは減っても
やはりハーマイオニーはピリピリしていて
午後の占い学の授業では
「やめた！私、出ていくわ」
と教室を出ていってしまった
元々ハーマイオニーは占い学と相性も良くはなかったし
トレロー二ー先生とは特に最悪だった
ハーマイオニーのことも心配だったけど
最後にトレロー二ー先生の残した“グリム”のことにハリーも頭を悩ませているようで
「A？どうしたの？食べないなら僕が食べてあげようか？」
『…そうね。あげるわ』
目の前で能天気にご飯を頬張るロンの口にマッシュポテトを詰め込みながらため息をついた
「おいおい、なんだってロニー坊やがAからあーんしてもらってるんだよ」
「全くだ。納得いかないね」
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りな∞(プロフ) - フーセンガムで空飛びたいさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません🥲これからもお楽しみ頂けるように頑張ります✨ (4月25日 22時) (
レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - にょむさん» 大変お待たせ致しました😭嬉しいお言葉ありがとうございます！ (4月25日 21時) (レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - はーまいさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません😭別作品までご愛読頂いているなんて嬉しい限りです…！ちまちま更新にはなりますが少しでもお楽しみ頂けますと幸いです！ (4月25日 21時) (レス) @page20 id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
フーセンガムで空飛びたい(プロフ) - 何回読み返しても大好きな作品です！！作者様のペースで､この作品も更新してくださると嬉しいです！！いつまでも応援してます！！！ (4月21日 20時) (レス) id: 79a4119615 (このIDを非表示/違反報告)
にょむ - 長編で内容も細かくてこの小説の設定など全部が好きです。見た小説の中で上位に入るぐらいです。作者さんのペースでずっと待ちます👍これからも頑張ってください！ (3月11日 23時) (レス) id: 8d0ed58d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2024年1月29日 3時
