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「今日も熱下がらないか…」
原因不明の発熱から4日
高熱は落ち着いたものの、微熱がなかなか引かず
夜になるとまた熱が上がる
「ただの風邪じゃなさそうだもんな」
双子は困ったような顔をして
代わる代わる私がひとりにならないようにお見舞いに来てくれた
「あのぅ、A」
『…ろん…？はーまいおにー？』
「体調、どう？」
『ハリー！』
私が休んでいる間にホグズミードへ行ける日があったらしいが
ロンが大きな紙袋を見せながら
「これ、Aにお土産」
とバツが悪そうに言う
『ありがとう…こんなにたくさん。うれしい、』
「その、お詫びもかねてなんだ」
『お詫び？』
「僕たちが喧嘩してたことで、Aを板挟みにして
気を遣わせたり
すごくストレスをかけてたと思う、」
「私も意地になってあなたにもやつあたりして、ごめんなさい」
急に頭をさげる2人に慌てて顔を上げるように頼む
「フレッドにこっぴどく叱られたんだ
僕達はAに甘えすぎだって」
「Aが休んでいる間の授業のノートは任せて
元気になったら一緒に復習しましょ」
ロンとハーマイオニーは
急に姿を消したスキャバーズがクルックシャンクスに食べられたのではないかという口論から
私たちではフォローできないほどに拗れて口も聞かずにいた
その間に入ることがストレスではなかったと言えば嘘になる
『ありがとう、2人とも
仲直りしてくれたならよかった』
2人は安心したように
私が寝込んでいる間の話を聞かせてくれた
「フレッドって怒るとママより恐ろしいんだ」
ぶるりとロンが身体を震わせる
「Aが絡むと、ね」
ハーマイオニーもくすりと笑う
「でも、ハーマイオニーも負けてないぜ
マルフォイの奴、今にも腰抜かしそうな勢いだったもんな」
「ちょっとロン」
ロンは
バックビークのことで落ち込んでいるハグリッドを情けない奴だとからかったマルフォイに「悪党！」と怒鳴りつけ
手をあげようとしたのを自分たちが必死に止めたのだと話す
「全く、どうなる事かと思ったよ」
なんて言いながらも
誇らしく、嬉しそうで
「だから、約束したんだ
クィディッチでは絶対にスリザリンをぶっ倒すって」
ハリーも話に加わって
「そのためにもAはゆっくり休んで試合に備えよう
一緒に勝つんだ」
ハリーが復帰するスリザリン戦では
私はメンバーとしての出番はないだろうけど
“一緒に”って一言が嬉しかった
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りな∞(プロフ) - フーセンガムで空飛びたいさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません🥲これからもお楽しみ頂けるように頑張ります✨ (4月25日 22時) (
レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - にょむさん» 大変お待たせ致しました😭嬉しいお言葉ありがとうございます！ (4月25日 21時) (レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - はーまいさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません😭別作品までご愛読頂いているなんて嬉しい限りです…！ちまちま更新にはなりますが少しでもお楽しみ頂けますと幸いです！ (4月25日 21時) (レス) @page20 id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
フーセンガムで空飛びたい(プロフ) - 何回読み返しても大好きな作品です！！作者様のペースで､この作品も更新してくださると嬉しいです！！いつまでも応援してます！！！ (4月21日 20時) (レス) id: 79a4119615 (このIDを非表示/違反報告)
にょむ - 長編で内容も細かくてこの小説の設定など全部が好きです。見た小説の中で上位に入るぐらいです。作者さんのペースでずっと待ちます👍これからも頑張ってください！ (3月11日 23時) (レス) id: 8d0ed58d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2024年1月29日 3時
