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呼吸の音が早くなる
コイツが、お母さんを殺した
たくさんのマグルも
それから
「こいつが僕の父さんと母さんを殺したんだ！」
ハリーのご両親も
掴みかかったハリーはそのまま覆いかぶさって
「ハリー、わたしを殺すのか？」
ブラックの胸の上に杖を構える
(本気だ
本気で、ハリーはブラックを…)
「お前は、僕の両親を殺した…！」
ブラックは落ち窪んだ目でハリーをじっと見上げ
「否定はしない」
と静かに言う
「聞いてくれ
聞かないと、君は後悔する」
聞く耳を持たず怒鳴り散らすハリーの手前
「…A、なんのつもり？
そこをどくんだ！」
『…出来ない、』
思わずハリーの杖の先に手が伸びた
「Aだってコイツにお母さんを殺されてるんだろ!?
悔しくないの？
憎たらしいだろう!?」
『憎いよ…！
憎たらしくてたまらない』
「だったら、！」
『だからこそ
こんな奴の為にハリーが手を汚しちゃいけない…！
この人を殺したって私達のママはかえって来ないんだから』
「…さすが、オリヴィアの娘だな
君は母親にソックリだ」
『……は、』
その時部屋に入ってきたのはルーピン先生で
私たちが安堵したのも束の間
あろう事か、彼はシリウス・ブラックと熱いハグを交わした
「先生はその人とグルだったんだわ！」
ハーマイオニーの甲高い声が響く
さっきからモヤがかかったように脳がぼやけ、キンキンと痛む
ハーマイオニーは大きな声のままルーピン先生の正体が狼男だったと暴露した
「君はわたしがいままでに出会った君と同年齢の魔女の誰よりも賢いね」
「私がもう少し賢かったら、皆にあなたのことを話してたわ！」
「しかし、もうみんな知ってることだ
少なくとも先生方は知っている」
ズキズキと痛む頭と
人の声が脳を揺らす
『静かにして！
……1回、聞こうよ』
私の怒鳴り声に静けさが訪れる
『…私は、本当のことが…知りたい
ママのことも、知ってるなら教えて…』
ルーピン先生はゆっくりと口を開き
忍びの地図を作った1人なのだと話してくれた
“ムーニー”だと名乗る先生
(ムーニー、パッドフット、プロングズ…)
そして
ワームテール…
「私は目を疑ったよ
地図がおかしくなったかと思った
あいつがどうして君たちと一緒なんだ？」
「誰も一緒じゃなかった！」
とハリー
「ネズミを見せてくれないか？」
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りな∞(プロフ) - フーセンガムで空飛びたいさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません🥲これからもお楽しみ頂けるように頑張ります✨ (4月25日 22時) (
レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - にょむさん» 大変お待たせ致しました😭嬉しいお言葉ありがとうございます！ (4月25日 21時) (レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - はーまいさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません😭別作品までご愛読頂いているなんて嬉しい限りです…！ちまちま更新にはなりますが少しでもお楽しみ頂けますと幸いです！ (4月25日 21時) (レス) @page20 id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
フーセンガムで空飛びたい(プロフ) - 何回読み返しても大好きな作品です！！作者様のペースで､この作品も更新してくださると嬉しいです！！いつまでも応援してます！！！ (4月21日 20時) (レス) id: 79a4119615 (このIDを非表示/違反報告)
にょむ - 長編で内容も細かくてこの小説の設定など全部が好きです。見た小説の中で上位に入るぐらいです。作者さんのペースでずっと待ちます👍これからも頑張ってください！ (3月11日 23時) (レス) id: 8d0ed58d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2024年1月29日 3時
