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「ハグリッドが一人で死刑執行人を待つなんて…
そんなことさせられないよ」
｢でも、日没だ…｣
手紙には日没に執行と記されている
時間が無い
許可なんて出るわけないし
｢透明マントがあれば…｣
悔しそうにハリーが唇を噛む
ハリーが以前、透明マントで学校を出ようとした時
スネイプに見つかりかけてマントをその場に置いてきてしまったのだ
それからもハリーの行動に目を光らせているスネイプの手前ハリーは取り戻せずにいる
『…どこにあるの？』
｢隻眼の魔女像の下にある抜け道だけど…｣
忍びの地図がまだ双子の手元にあった頃
何度か使った抜け道
『ここで待ってて』
｢ちょ、A!?どこ行くのさ｣
・
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・
｢ほんっと君ってクレバーすぎるよ
どうやって取ってきたの？｣
数分後、透明マントで移動をしながら尋ねるロンに
『ちょっとした裏ワザよ』
と返す
もちろん、双子仕込みだ
いくつか貰っているイタズラグッズを組み合わせてスネイプの気を引いている間に
少し忍び込む位なら大した苦労でもない
｢…A、時々僕は君を信じていいのか不安になるよ｣
『なんで？』
｢兄貴たちにそっくりだからさ！｣
｢ロン、静かに！｣
ハーマイオニーが一喝した
小屋を訪ねると
ハグリッドはすっかり参った様子で
ダンブルドアは尽力を尽くしてくれたが、ルシウス・マルフォイの手回しにより判決を覆すことは出来なかったと語った
「おまえさんたちは城に戻るんだ
あんな残酷なモンを見せたくねえ｣
ハーマイオニーがぐっと涙を堪えて背を向けると
「スキャバーズ！」
居なくなったはずのロンのネズミがテーブルに落っこちてきた
「こんな所でいったい何してるんだ？」
痩せこけてボロボロになっているスキャバーズをロンがすくい上げると
ジタバタと大暴れするので
｢猫は居ないよ！ここにはおまえを傷つけるものは何も無いんだから！」
とロンは必死に諭す
私たちが呆気に取られていると
｢連中が来おった、｣
ハグリッドが立ち上がった
「ここに居るところを連中に見つかっちゃなんねえ
行け！早く｣
裏口を開けてくれるハグリッドに追い出されるように小屋を飛び出す
少し先のカボチャ畑では
バックビークが猛々しく頭を左右に振り、不安げに地面を掻いていた
『…っ、』
｢行こう。僕らが見つかったらハグリッドの立場はもっと悪くなる｣
ハリーが私の肩を抱き寄せて歩き出した
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りな∞(プロフ) - フーセンガムで空飛びたいさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません🥲これからもお楽しみ頂けるように頑張ります✨ (4月25日 22時) (
レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - にょむさん» 大変お待たせ致しました😭嬉しいお言葉ありがとうございます！ (4月25日 21時) (レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - はーまいさん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません😭別作品までご愛読頂いているなんて嬉しい限りです…！ちまちま更新にはなりますが少しでもお楽しみ頂けますと幸いです！ (4月25日 21時) (レス) @page20 id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
フーセンガムで空飛びたい(プロフ) - 何回読み返しても大好きな作品です！！作者様のペースで､この作品も更新してくださると嬉しいです！！いつまでも応援してます！！！ (4月21日 20時) (レス) id: 79a4119615 (このIDを非表示/違反報告)
にょむ - 長編で内容も細かくてこの小説の設定など全部が好きです。見た小説の中で上位に入るぐらいです。作者さんのペースでずっと待ちます👍これからも頑張ってください！ (3月11日 23時) (レス) id: 8d0ed58d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2024年1月29日 3時
