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“A・ディゴリーと関わるのはやめろ”
口をすっぱくして言った
父上の反応で察することは容易だった
裏切り者のデイビス
君が自慢だと話してくれた母親譲りの艶のある長い髪は
内通者として殺されたデイビス家の特徴にピッタリで
ペ「我が君
デイビスの娘です！
ポッターと一緒にいる娘が、あのレオ・デイビスの愛娘なのでございます」
ピーター・ペティグリューの密告に
1度、彼らの目がAに向いたことがあった
ヴォ「ほう、ドラコの同級生か
お前から見てあの娘はどうだ？」
ド「…父親の血が本当に流れているのか疑わしいほど、彼女は魔法薬学もてんでダメです
馬鹿正直で嘘のつけない…
弱い、人間かと」
ヴォ「…つまり俺様の敵ではないと」
ド「はい…、もちろん」
顔が引き攣るのが分かる
ヴォ「弱き者は俺様に従わなければならない
そうでなければ全員殺す」
僕がポッターに勝る点
それは、閉心術だった
自分の弱みを悟られたくない
プライドばかり高い、僕らしい
お似合いのスキル
(こんな形でも役に立つものだな)
Aだけは、絶対に殺させない
心の内を、悟らせてはいけない
どこの、誰にも
スラグホーンはダンブルドアと昔ながらの付き合いだと聞き
彼の開催するクリスマスパーティーに潜り込んだ
そのパーティーは成績優秀者や彼のお気に入りが招待される特別なもので
もちろん、僕には招待状など届くことはなく
グリフィンドールからはポッターとAが参加すると耳にした。
(クリスマスパーティーか、)
もう、あっちの世界に戻ることなんて出来ないと分かっているのに
あの日のことが頭を掠めた
フィ｢そんなとこで何をしている！｣
フィルチに見つかって、スラグホーンの元へと差し出される
そこには驚いた顔で僕を見つめるポッターと
Aがいた
(彼女に似合うのは、やっぱり紅だ)
彼女には紅よりも緑が似合うと思っていた
でも
赤いドレスに身を包み、2年前に僕の手を取った記憶の姿より随分大人になった彼女は
やっぱり、キラキラしていて
Aの顔を見ることが出来なかった
“綺麗だな、似合ってるよ”
そんなことを言える日はもうやって来ない
そんなことを思う資格もない
こんなことならば
もっと、君に伝えれば良かった
好きだって
愛していると、もっと言えばよかった
なんて
僕の自己満足は、きっと君を困らせるだけだから
これで、いいんだ
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りな∞(プロフ) - さえさん» コメントありがとうございます！わああ嬉しすぎます😭ドラコ視点私も心を痛めながら書いているんですがドラコの優しさと愛情が読者の皆様に伝わると嬉しいです🥺是非これからもお楽しみ下さい！ (4月7日 15時) (
レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 咲那さん» コメントありがとうございます！嬉しすぎるお言葉を頂けて私も泣きそうです🥲今後もぜひ見守って下さい (4月7日 15時) (レス) id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 麗夏さん» コメントありがとうございます！大変お待たせしてすみません…。今後も楽しんで頂けると嬉しいです！ (4月7日 14時) (レス) @page8 id: 2e61ee43e2 (このIDを非表示/違反報告)
さえ(プロフ) - 本当に涙と鼻水が止まりません。この作品を読んでティッシュ1箱は使い切りました。ドラコsideは本当に泣けちゃうし心がすごく痛いです。また泣かせてください笑 更新待ってます。 (4月6日 4時) (レス) @page6 id: 06c640ba36 (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - コメント失礼致します。一気に読んでしまいました！こんなに切なくて苦しくなる素敵な作品に出会えて嬉しいです。深夜に何度も泣きました！これからも応援しております。 (3月20日 8時) (レス) id: 34a662b172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2024年1月22日 2時
