甘えたい ページ38
あなたside
自分で言うのもなんだけど珍しくたくさん飲んだからふわふわする頭のまま、真司郎に促されてバスルームに向かい、お風呂を済ますと酔いも随分と冷めた。
2人に言われたのもあって、今真司郎に甘えたくて仕方ない。
リビングに戻りソファに座ってる真司郎に後ろから抱きつくと、嬉しそうな顔をしてくれたのを見てやっぱり甘えてほしかったのかな、なんて思ってしまう。
真司郎の隣に座ってからも自分から手を絡めて繋ぎ、寄りかかると頭を撫でてくれる優しい手が私も嬉しくて。
そんな様子の私を真司郎も察したのか
真「俺に甘えてくれとるん?」
なんて優しい表情で言われて正直に答えると口づけを落とされ、もっとして欲しくて自分からも口づけを返すと、真司郎から何度も降ってくる甘い口づけ。
まだ受けるので精一杯だけど、真司郎に求められてる感覚がして胸がキュンとして嬉しくなる。
唇が離れて真司郎の優しい瞳と合わさり恥かしかったけど
あ「またこうして甘えてもい?」
と言うと、真司郎も照れてるのか耳をほんのり赤く染めて微笑んでくれた。
真「Aがおってくれるだけでも十分やけ
ど、こうして甘えてくれるんめっちゃ嬉し
い。」
なんて言ってくれる真司郎。
やっぱり真司郎も甘えてほしかったんだとわかって胸に腕を回して抱きつくと、抱きしめ返してくれる真司郎の逞しい腕に胸が高鳴る。
真「A今日めっちゃ甘えたさんやな。」
あ「本当はずっとこうして甘えたかったの。
でも嫌なときは嫌って言ってね?」
真「嫌になる事なんてあらへん。
もっとわがままだって言ってくれてええ
し、こうしてひっついてくれてええねん
で?」
そう言われて私が真司郎を喜ばすつもりが、私のほうが甘やかされてしまう。
悩んでないでもっと早くにこうしていればよかったな、なんて少し反省。
真「甘えてくれるAめっちゃ可愛い。
これからは毎日甘えてや?」
と言いながら顔をすり寄せてくる真司郎も私に甘えてくれてるんだと思うとそれだけで愛しくなる。
その言葉が嬉しくて胸がいっぱいになった私は抱き締める腕を少し強めて
あ「真司郎、大好き。」
と心からの気持ちを伝えた。
こうして甘えて甘えられ、大好きな真司郎とまた少し距離が縮まったと感じる今日は、特別で宝物な1日に変わる。
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まりぃ(プロフ) - あかりんごさん» あかりんごさん、楽しみにしていて下さり嬉しいです(^_^)やっと2人を恋人同士にしてあげる事ができて作者もホッとしていますε-(´∀`*)ホッこれからも頑張って書きますのでよろしくお願い致します(^_^) (2018年2月8日 21時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご(プロフ) - 毎回楽しみにしています!だっちゃき最高です!キュンキュンしました!次の更新も楽しみです! (2018年2月8日 21時) (レス) id: b2fbf946ee (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - 真実さん» 真実さん楽しみにしていて下さりありがとうございます(^_^)これからも頑張って更新しますのでよろしくお願いしますね(*´∀`*) (2018年1月21日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 続編嬉しいです♪ この作品本当に大好きなのでまだまだ更新されることを楽しみにしてます(^-^) (2018年1月21日 17時) (レス) id: 77640d9d62 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - rioさん» rioさんありがとうございます(*´∀`*)とにかく甘くて幸せな物語が書けたらいいなって思ってます(^_^)大体の話筋は出来てるんですが何から書こうか私自身楽しみながら書こうと思いますので、良かったらまた感想聞かせてくださいね。今後もよろしくお願い致します(^_^) (2018年1月21日 10時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2018年1月19日 13時