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真司郎side
真「A水持ってくるからソファ座っと
いて。」
と声をかけてキッチンへ向かい、冷蔵庫からミネラルウォーターを1本取ってソファへ戻ると相変わらずにこにこしとるAに水を渡した。
あ「真司郎ありがと。」
言いながら受け取ると水に口を付ける。
まだ顔は赤くて目がとろんとしたAは何だか色っぽくて、そんな姿にどきりとする。
真「A風呂湧いてるから入ってき。」
あ「うんありがとう、入ってくるね。」
バスルームに向かうAを見届けてから部屋着に着替えてまだ高鳴る胸を押さえながらソファへ座り込む。
しばらくして戻ってきたAは、酔いが冷めた様子で後ろから俺の首元に腕を回して抱きついてきた。
普段そんなことせえへんから、また俺の胸がうるさく鳴り響く。
Aから薫る優しい香りが鼻を掠め、耳元で
あ「真司郎迎えに来てくれてありがと。」
ふふ、と微笑みながら顔をすり寄せてくるAが堪らなく可愛い。
真「Aは楽しかった?」
あ「うん、楽しかったけど真司郎に会いたくな
っちゃった。」
なんて可愛らしい事を言うAに笑みが浮かぶ。
首に回してた腕を離し隣に来てちょこんと座ると、俺の手に指を絡ませて繋ぎ寄り掛かってくると、顔を上げて少し潤んでとろんとした瞳で俺を見る。
あ「1人で寂しかった?ごめんね?」
少し眉を下げて言うAの頭を優しく撫でると嬉しそうな表情に変わり、頭を預けてくる。
その様子にさっき2人が言ってた【早速】という言葉を思い出す。
もしかしたらA俺に甘えてくれとる?
いつもは俺から抱きしめたりひっついたりが多いから、Aからも甘えてほしいなって思ってたんが本音。
真「Aもしかして俺に甘えてくれとる
ん?」
確かめたくて聞くとAは俺を見上げて少し恥ずかしそうにすると
あ「…だめ?」
と返ってくる。
やっぱり俺に甘えてくれとるんや、と思ったら嬉しくて肩を抱き寄せて一度口づけを落とすと、Aからも口づけを返された。
その甘い雰囲気にまた俺の胸が騒がしくなり、何度も口づけを繰り返す。
何度か繰り返したあと照れたAと瞳が合わさり
あ「またこうして甘えてもい?」
なんていうから俺まで照れてしまう。
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まりぃ(プロフ) - あかりんごさん» あかりんごさん、楽しみにしていて下さり嬉しいです(^_^)やっと2人を恋人同士にしてあげる事ができて作者もホッとしていますε-(´∀`*)ホッこれからも頑張って書きますのでよろしくお願い致します(^_^) (2018年2月8日 21時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご(プロフ) - 毎回楽しみにしています!だっちゃき最高です!キュンキュンしました!次の更新も楽しみです! (2018年2月8日 21時) (レス) id: b2fbf946ee (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - 真実さん» 真実さん楽しみにしていて下さりありがとうございます(^_^)これからも頑張って更新しますのでよろしくお願いしますね(*´∀`*) (2018年1月21日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 続編嬉しいです♪ この作品本当に大好きなのでまだまだ更新されることを楽しみにしてます(^-^) (2018年1月21日 17時) (レス) id: 77640d9d62 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - rioさん» rioさんありがとうございます(*´∀`*)とにかく甘くて幸せな物語が書けたらいいなって思ってます(^_^)大体の話筋は出来てるんですが何から書こうか私自身楽しみながら書こうと思いますので、良かったらまた感想聞かせてくださいね。今後もよろしくお願い致します(^_^) (2018年1月21日 10時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2018年1月19日 13時