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いつものように隣にAを乗せて車を走らせていたら、隣から歌声が聴こえてきた。
車内に流れる音楽に合わせて、Aが口ずさんどるんやけど。
いつもとは少し違う、Aの澄んだ声が聴こえてきて、耳を傾ける。
真「A、この歌覚えたん？」
声を掛けると驚いた顔をして
あ「え？！嘘、声に出てた？！」
真「おん(笑)」
あ「無意識に歌っちゃってた…恥ずかしい///」
そう呟いて赤くなった顔を両手で覆う。
そんな姿も愛おしい。
真「無意識やったん？A他のんもけっこう歌っとるで(笑)」
あ「…聴こえなかった事にしてください。」
いや、そんなん無理やし(笑)
というか、俺が好きなんをAも好きになってくれたんかなと思ったら嬉しかった。
真「Aも英語できんねんな。」
あ「出来ないよ？」
まだ少し赤い顔をあげて、俺の方を向く。
真「そうなん？できるんやと思っとった。」
あ「なんとなく口ずさめるけど、意味とかぜん
ぜんわかんない(笑)」
真「ま、所々間違っとるもんな(笑)」
横目で笑いながら言うとむぅとした表情を一瞬見せたかと思えば
あ「意味わかんなくてもいいの。
聞いてるだけでもいいって言ったのは、真
司郎でしょ？」
いたずらっぽい笑みを含んだ顔を見せる。
真「そやった？覚えてへーん。」
少しおどけて答えると、好きな笑顔に変わる。
その後も口ずさむAの心地よい声を聴きながら車を走らせた。
✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻
末「なーに笑ってんだよ。」
真「え？！」
末「あ、まさか俺の歌声に惚れた？」
真「……。」
末「え、俺そんなに下手やった…。」
違う事を思っとったのに、自虐的に言う末吉さんに声を出して笑ってもーた。
末「あーまた笑ったな？！よし、スタバ真司郎
のおごりな。拒否権なしね。」
真「後輩にたかるとか…、ありえへん。」
末「俺は特別ー。」
しゃあないなと思いながら、スタバへ向けてハンドルを切った。
またAの、澄んだ歌声が聴きたい＿＿。
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まりぃ(プロフ) - Lena.さん» Lena.さんコメントありがとうございます。回想長いですよね、ごめんなさい。作者ページでもお話しさせて頂きましたが回想がメインになってくると思います…。進展お待たせしてしまいますが、もう少しお付き合い頂ければと思います(TдT)申し訳ないです(T_T) (2017年12月11日 23時) (
レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
Lena.(プロフ) - 回想が長くてムズムズします！早く進展がみたいです...！！ (2017年12月11日 22時) (レス) id: 0b090966b2 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - 真実さん» 真実さん、いつもありがとうございます(^_^)私自身ここまで続けられると思っていませんでした。本当にコメントに励まされています（涙）今まで以上に書く時間がかかるとは思いますが、気長に待って頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いしますね(^_^) (2017年11月26日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - ついに6章まできましたね！！ こんなに長くお話を書き続けられるの、すごく尊敬します！ 6章も更新楽しみにしてます(^-^) (2017年11月26日 19時) (レス) id: 77640d9d62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2017年11月26日 19時
