幸せな夢 ページ21
夢を見た。
それは俺の横でAが笑ってる夢。
✻✻✻✻✻✻✻✻✻
俺の好きな柔らかくて優しい微笑みで、横で笑ってるA。
あ「真司郎、どこ行く？」
真「そやなぁ、どこ行こ？」
んー、と考えたAはこう言った。
あ「夜景が見たいな。…ダメ？」
少し上目遣いで俺の事を見るA。
ほんま可愛いすぎんねんけど。
真「ええよ、行こか。」
あ「楽しみ。」
満面の笑みで答えるAに笑顔を向けた。
隣にAを乗せ、しばらくして着いた高台の上。
そこは俺のお気に入りの場所。
あ「わぁ〜凄い！綺麗だね！」
真「ここ俺のお気に入りの場所やねん。」
キラキラした瞳で夜景を見つめるAの横顔が綺麗で、じっと見つめてた。
あ「素敵なところに連れてきてくれてありがと
う、真司郎。」
とびきりの笑顔を向けてくれるAに胸が高鳴る。
あ「でも少し寒いね。」
そういって手に息を吹きかけるA。
真「こうしてたら、平気やろ？」
Aの少し冷えた柔らかい手を包み込む。
あ「ふふ、あったかい。」
俺を見つめる優しい瞳を見つめ、微笑み合う。
真「A、好きや。」
そう囁くと、少し頬を染めて
あ「私も好きだよ、真司郎。」
そう笑顔で返してくれたAに愛しさがこみ上げた。
✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻
そこで目が覚めた。
目が覚めてからしばらく、そのまま動けんかった。
夢やってわかってても、これが現実やったらええのに。
夢やのに、Aの手の感触が残っとる。
Aに会いたすぎて、きっと夢に見たんやな。
俺、どんだけやねん。
そんな自分に苦笑いをする。
いつかAに好きやって伝えられるやろうか。
俺が好きやって伝えたら、今見た夢のように答えてくれたらええな。
今見た夢の中のAに、愛しさが込み上げて、好きな気持ちが俺の中に降り積もる。
いつか想いを伝えて、想いが繋がったら
夜景を一緒に見にいけたらええな。
そんな事を思いながら、1人幸せを噛み締めた。
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まりぃ(プロフ) - Lena.さん» Lena.さんコメントありがとうございます。回想長いですよね、ごめんなさい。作者ページでもお話しさせて頂きましたが回想がメインになってくると思います…。進展お待たせしてしまいますが、もう少しお付き合い頂ければと思います(TдT)申し訳ないです(T_T) (2017年12月11日 23時) (
レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
Lena.(プロフ) - 回想が長くてムズムズします！早く進展がみたいです...！！ (2017年12月11日 22時) (レス) id: 0b090966b2 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - 真実さん» 真実さん、いつもありがとうございます(^_^)私自身ここまで続けられると思っていませんでした。本当にコメントに励まされています（涙）今まで以上に書く時間がかかるとは思いますが、気長に待って頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いしますね(^_^) (2017年11月26日 19時) (レス) id: f415f217df (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - ついに6章まできましたね！！ こんなに長くお話を書き続けられるの、すごく尊敬します！ 6章も更新楽しみにしてます(^-^) (2017年11月26日 19時) (レス) id: 77640d9d62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2017年11月26日 19時
