おちょくる ページ17
末吉side
昼休み、いつものメンバーで飯を食ってる時のこと。
末「なぁお前らさ、なんかおんなじ匂いしね
ぇ？」
俺の両脇にいる真司郎と西島からする同じ匂い。
匂いの元はどうやらシャンプーっぽい。
西「今あたし與と同棲してんの。」
急に出てきた西島お得意の西子。
真「誤解を招く言い方すんな。」
西「いいじゃないのよ、ほんとのことじゃな
い。」
なんか面白そうな展開になってきたな、ここは乗っかっとくしかないでしょ。
末「なに、あんたたちそういう関係だったの？」
西「そうなのよ。」
真「ちょっと待て、そういう関係ってどんな関係
やねん！」
日「恋愛は自由だから、男同士でもいいと思うわ
よ私は。」
話の流れに日高も悪乗りしてくる。
末「あんたたちずっと怪しいと思ってたのよ
ね。」
西「あらやだ、わかっちゃった？
今朝もね、一緒にシャワー浴びようかと思っ
たのよ。
でもね、この人照れちゃって仕方なく1人で
入ったの。
もうほんと照れやさんなんだから。」
俺の肩越しにウィンクをする西島に、それを見て顔を引きつらせる真司郎がおかしくてたまんねえ笑。
末「ぶはっ、もう無理だ笑」
その様子にこらえきれず笑いがこみ上げて吹き出してしまった。
日「真司郎なんて顔してんだよ笑」
つられるように日高も笑いだして。
真「もー！西島が言うとほんまっぽく聞こえるか
らほんま嫌や…。」
うんざりした顔で嘆く真司郎に、どっと笑い出す俺達。
たしかに西島が言うとほんとっぽく聞こえるんだよな。
真司郎も軽く受け流せばいいもんを、それができないからか今みたいな反応するし、ほんっとおもしれえわ。
ひとしきり笑ったあと。
末「あれだろ？宇野ちゃんが入院してる間與んと
こで世話になってんだろ？」
真「Aが言うから仕方なく世話してやってんねん。」
西「お前なんもしてねーじゃねーかよ。」
真「朝起こしてやってんの俺やろ。
感謝してや。」
西「だったらもっと優しく起こせよな！」
俺はみぃから話を聞いてたから、全部知ってたんだよねほんとは。
ただおちょくると面白いから話の流れに乗っかってただけのことで。
今度はどうやっておちょくってやろうか、と1人ほくそ笑んだ。
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まりぃ(プロフ) - K- Kさん» いつもありがとうございます！そのお言葉が何よりも嬉しいです(TдT)次の章では幸せなお話を書いていけたらと思ってますので、これからもよろしくお願い致します(*^_^*) (2019年3月12日 12時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
K- K - 本当にこの作品大好きです！これからも二人がずっと幸せでいてほしいですね。これからも応援してます！楽しみにしてます！ (2019年3月9日 10時) (レス) id: 7746b24c2c (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 全然楽しんでストーリー読んでいるのでまりぃさん気にしないでくださいよ！新しい章のストーリーがどんな始まりだか今からどんなのかまだ私には想像つきません！ (2019年3月9日 3時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - K- Kさん» 身を持ってヒロインさんを守る姿っていいですよね(*^_^*)少しでも楽しんで頂けてたら幸いです(*^_^*) (2019年3月8日 22時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - めぐさん» 醜い嫉妬に突き動かされる姿が書きたくてこういうお話になりました。ここまでずっと優しくて人思いだったヒロインさんが見せた初めての姿いかがだったでしょうか…。楽しんで頂けてたら幸いです。 (2019年3月8日 22時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2019年1月15日 16時
