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あなたside
「パパのせなかひろーい！」
真「ゆい、重たくなったなー」
蛍を見終わったあと、疲れたのか歩けないと言い出したゆいを、真司郎がおんぶして歩く帰り道。
あ「ゆい、これで蛍さんの絵、書けそうかな？」
「うん！」
真「楽しみやなーゆいの絵」
あ「ゆいお絵かき好きだし、とっても上手だもん
ね」
さっき見た蛍の話をしながら歩いていると、ゆいが不意にこんな事を言い出す。
「ねぇパパ、ママ。
ゆいもいつか、さっきのほたるさんみたいにな
れるかなぁ？」
真「ん？どゆこと？」
「いつかゆいのことすきになってくれるおとこの
こがあらわれて、こくはくしてくれて、こいび
とどうしになれるかなぁって！」
どうやらゆいは、さっき見た2匹の蛍のことを自分に置き換えて言っているみたい。
さっきゆいにとまった蛍を見ていた時に、蛍が光るもう1つの理由を話した。
蛍が光るのには異性へ自分のことをアピールしていたり、相手に愛の告白をしている、という意味があること。
しばらく光り合ったあと、飛び立った蛍を見ながら【恋人同士になれたのかもしれないね】と話したから、それでだろう。
「ゆいのことすきになってくれるこ、いるかな
ぁ…」
あ「きっといると思うよ？」
「ほんと？！」
あ「うん。
ゆいは可愛いし、心の優しい子だから
そこをちゃんと見てくれて好きになってくれ
る男の子、きっといるよ」
「いつ？いま？もっとおおきくなってから？」
あ「いつかはママにはわからないけど…。
もしかしたらもうゆいを好きな男の子、いる
かもしれないよ？」
真「え？！」
ゆいをおんぶしている隣の真司郎にちらりと視線を向ければ、パチリと合わさる瞳。
その瞳は私に【どこのだれ？！】【俺そんなん聞いてへん！】と訴えかけているようで、思わずくすりと笑ってしまう。
ゆいはおんぶされているから、そんな真司郎の様子には気付くはずがなく、口元に手を当てて
【おなじくみのあのこかな】
【えーどうしよう！】
【そうだったらいいな！】
なんて言いながら嬉しそうな顔をしている。
そんなゆいを見ていると。
今時の女の子ってやっぱりませてるなぁと思う。
幼稚園で同じ組のママ友さんと話していると、お友達同士で気になる男の子の話とかしてるよって聞くし。
ゆいが初恋をする日も近いかも？なんて思いながら家へと向かって歩き出したのだった。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさん、いつも温かいお言葉ありがとうございます。本編とはまた違うお話をかけて私自身楽しかったので、また機会があれば書きたいなと思います(*^_^*)これからも心がほっと暖かくなるようなお話を書けるように頑張りますね！ (2019年8月20日 20時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 番外編もいつもほっこりさせてもらってます。まりぃさんのペースでこれからも続けていってくださいね！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ゆりなさん» 温かいお言葉嬉しいです(;_;)これから先さらにお待たせする事があるかもしれませんが自分のできる範囲で頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します(;_;)わー私に会ってみたいだなんて…そう言って頂けて嬉しいです！ (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» マイペースいつ聞いてもいい言葉ですね(;_;)ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かおりさん» ありがとうございます！温かいお言葉嬉しいです。お待たせする事が多くなるかもしれませんがこれからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年12月23日 15時
