・ ページ15
真司郎side
真「なんで俺が着なあかんねん…。」
ケーキを食べ終わったあと、輝がトイレに行ってる間に美里さんに呼ばれた俺。
何故か2階に案内されて、着いていくと手渡されたのはサンタの衣装だった。
美「ごめんね真司郎くん。
秀ちゃんがどうしても真司郎くんにって言う
から。すっごく似合ってるよ?」
なんだかんだ言いながらもちゃんと着替えた俺、偉いよね。
と、そうや。
真「美里さん、協力してくれてほんまにありがと
うございました。」
俺の今回の全ての計画は、美里さんの協力があったからできた事やから、きちんとお礼を伝えておきたかった。
美「そんなの気にしなくていいのに。
こっちこそいつもAちゃんには良くして
もらってるから。」
と優しく言ってくれる。
ほんまいい人やな美里さん、末吉さんにはもったいないわ。
美「ほんとラブラブだよね、真司郎くんとAちゃん。羨ましくなっちゃう。
それに熱〜い一夜だったみたいだし?」
真「えっ!?えっと、Aなんか言うてました?!」
美「Aちゃんのここ、跡ついてたよ。」
と言って、首元をトントンとした美里さん。
真「は?!え、み、見えてた?!」
美「見ちゃった笑
でもたぶん私しか見てないから安心してね。
Aちゃんにも伝えといたし。」
それであの時何かAに言うてたんや、といまさらながら気付く。
昼過ぎに帰ってきた時、中庭で雪遊びをしてた美里さんと輝。
その時に、美里さんは何かをAに耳打ちしてたんやけど、その後Aは顔を真っ赤にして慌てた様子で家に入っていった。
荷物だけ置いて、先に末吉さん家に行ってた俺は、少しして来たAが服を着替えてたのには気付いたけど、まさかそれでだったとは。
Aはもう仕事してへんしと思って、つい首元につけてしまったのを忘れてた。
見られたとは完全に油断してたわ…。
美「秀ちゃん達に見られてたら、からかわれて
大変だったと思うなぁ笑」
真「なんか、すいません…。」
美「内緒にしといてあげるから、サンタさん頑張
ってね。」
真「…おん、」
そう言われてしまったらもうやるしかない。
覚悟を決めた俺は下に降りていき、みんなに爆笑されたけど、輝が喜んでくれたからそれでよし。
それからまたみんなで、日付が変わるまで楽しい時間を過ごした。
169人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさん、いつも温かいお言葉ありがとうございます。本編とはまた違うお話をかけて私自身楽しかったので、また機会があれば書きたいなと思います(*^_^*)これからも心がほっと暖かくなるようなお話を書けるように頑張りますね! (2019年8月20日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 番外編もいつもほっこりさせてもらってます。まりぃさんのペースでこれからも続けていってくださいね! (2019年8月19日 20時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ゆりなさん» 温かいお言葉嬉しいです(;_;)これから先さらにお待たせする事があるかもしれませんが自分のできる範囲で頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します(;_;)わー私に会ってみたいだなんて…そう言って頂けて嬉しいです! (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» マイペースいつ聞いてもいい言葉ですね(;_;)ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - かおりさん» ありがとうございます!温かいお言葉嬉しいです。お待たせする事が多くなるかもしれませんがこれからもよろしくお願い致します(;_;) (2019年4月2日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まりぃ | 作成日時:2018年12月23日 15時