生意気なあいつ ページ22
真司郎side
「Aちゃーん!」
歓談していると、少し離れたところから、Aの名前を呼びながら駆け寄ってくるあいつ。
あ「りおくん。」
俺の甥っ子、りお。
俺達のところまで走ってくると、ぎゅっとAに抱きついた。
俺やってまだ、抱きしめてへんのに…。
その事に、少しだけモヤっとしてしまう。
式の1ヶ月前に、親の衣装合わせで一緒にきたりおは、その時も相変わらずAにべったりひっついていた。
西「この子、さっきの挙式出てた子だよな?」
真「おん、俺の甥っ子のりお。
りお、みんなに挨拶は?」
りお「こんにちは、」
少しモジモジして挨拶をしたりおは、すぐにAに向き直り
りお「Aちゃん、おめでとう!
さっきのおれ、どうやった?」
あ「りおくん、ありがとう。
とーってもかっこよかったよ。」
りおはさっきの挙式の時に、リングボーイをしてくれた。
Aが提案してくれて頼んでんけど、緊張してた割には、立派に努めてくれたりお。
りお「ほんま?きんちょうしたけどな、Aちゃんのためにがんばったんやで、」
あ「りおくん王子様みたいだったよ。」
りお「Aちゃんも、お姫様みたいでめっち
ゃ綺麗やで!」
あ「ありがとう、りおくん。」
頭を撫でられて、嬉しそうな顔をする。
真「りお、俺は?」
りお「しんは、まぁまぁやな、」
真「なんやとー、こいつ!」
実「真司郎、りおくんにあしらわれてる笑」
前までは俺にひっついてたのに、ほんま、最近生意気になったわー、なんて思っとると、とんでもない事を言い出した。
りお「Aちゃん、しんに飽きたら、俺のと
こ来てええからな!」
その発言に、一瞬動きが止まったあと、肩を震わせて笑いを堪えてるみんな。
真「はぁ?!お前何言ってんねん!」
りお「だって飽きるかもしれんやんか!
なぁ、Aちゃん?」
それを聞いて、くすくす笑ってるAに対して、ひきつりだす俺の顔。
末「ライバル出現笑」
千「りおくん、可愛い笑」
初めて俺の実家に連れていった時から、りおはAに懐いとったんやけど、それと同時に何故か俺に対抗してくる。
Aが好きなんはわかるんやけど、今そんなん言う?
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まりぃ(プロフ) - 凪さん» 私も中々上手くいかない事ばかりです…。書きたい事はあるのに上手く文章にできなくて頭を悩ませる事が多いです(´Д `)凪さんも凪さんのペースで進めていって下さいね応援してます!私もまだまだ頑張ります! (2018年10月23日 21時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - お話読んでくれてるんですか?!何か恥ずかしいです(笑)まりぃさんを目標に!と思っても中々上手くいかないものです。これからも尊敬し続けますよ!年内完結は、寂しいですがまた新しいストーリーを待ってますよ! (2018年10月22日 21時) (レス) id: e834f64ecf (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ふみさん» いつもありがとうございます!年内完結は私の中での目標ですが、それよりも長くなる可能性の方が高いです(笑)嬉しいお言葉もありがとうございます。考えてるお話書けるだけ書いていこうと思ってます。これからも頑張りますのでよろしくお願い致します! (2018年10月22日 19時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - K- Kさん» そうですねいつかは終わりが来てしまいます…。年内完結はあくまでも私の中でのただの目標ですので、あまりお気になさらずにいて下さい。それよりも長くなる可能性の方が高いですので(笑)これからもよろしくお願い致します! (2018年10月22日 19時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - めぐさん» 年内完結はあくまでも目標ですので、年内に終わるかはまだわかりません。紛らわしくてほんとにごめんなさい…。それよりも長くなるんじゃないかなとは思ってます(笑)ですので最後までお付き合いくださいね!よろしくお願い致します! (2018年10月22日 19時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりぃ | 作成日時:2018年9月16日 19時