そばにいてくれた ページ48
あなたside
実「ほんとに…私達でいいの？」
あ「うん、2人にお願いしたい、」
式を次の休日に控えたある日、私と真司郎は、西島くんと実彩子の元を訪れていた。
ある頼みごとをする為に。
西「ほんとにいいの？ご両親は？」
机に置いた1枚の紙、私と真司郎の署名捺印をした、婚姻届をまじまじと見つめながら、西島くんが言った。
頼みごとと言うのは、私達の婚姻届の証人欄に、2人の名前を書いて欲しかったから。
真「そこは心配いらん、お互いの両親の承諾は得
てあんねん、」
実「でも…、」
あ「真司郎とね、2人で決めたの。
2人は、ずっと私達のこと見守っててくれた
から。だから、証人になってほしい、」
お互いの両親に、証人になってもらうのが普通なのかもしれないけれど、私達にとって、西島くんと実彩子は、かけがえのない特別な存在だから。
出逢ってからずっと、楽しい時も、辛い時も、
ずっとそばにいてくれた2人。
時には、自分の事のように感情を露わにして、力になってくれた西島くんと実彩子。
どんな時でも見守ってくれていた2人に、どうしても証人になってもらいたい。
それは婚姻届をもらいにいった時、真司郎と2人で決めたこと。
あ「どんな時でも、そばにいてくれた2人にお願い
したいの。だめ、かな…。」
2人はお互いに顔を見合わせると、小さく頷いた。
西「わかった、俺達が証人になるよ。」
実「実はね、隆弘と2人で、何があっても、Aと真司郎の事、見守ろうね、て話した事があったの。」
西「しょーがねーから、これから先も、お前らの
事見守っててやるよ。」
あ「ありがとう、西島くん、実彩子。」
実「私達も2人に書いてもらえばよかったなー。」
言いながら笑った実彩子と西島くん。
西「よっし！なら書くかー！」
そう言ってペンを握ったんだけど、しばらくしても何故か書き出さず、固まった様子の西島くん。
実「どしたの？」
土壇場になって、やっぱり嫌になったのかな、なんて思っていたら
西「…俺の名前、何だったっけ…、」
目が点になる私達。
実「はぁ？何言ってんの、」
真「お前アホなん、あ、アホやったな、」
あ「に、西島くん…笑」
大爆笑する私達。
西「そんな爆笑する事ねーだろ！緊張してんだ
よ、ばか！」
その後何とか書き上げてくれた西島くんと実彩子。
いつまでたっても変わらず、笑いがたえない私達の仲は、これから先も続いてゆく。
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まりぃ(プロフ) - ふみさん» ふみさんいつもありがとうございます(^_^)そのお言葉が本当に本当に嬉しいです(T_T)これからも負けずに書き続けます！こちらこそよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (
レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - ayanoooo__.｡oOさん» お久しぶりです(^_^)ドキドキして頂けてよかったです(^_^)基本イチャイチャな2人なのでこれからもドキドキきゅんとできるお話を書いていけたらなと思います。次の章も楽しんで頂ければ嬉しいです、これからもよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - hokukawaii0802さん» いつもありがとうございます。そんなに楽しみにしていて下さって本当に嬉しいです(T_T)それに何度も読み返して下さり感謝です。これからも無理のないようにしながら更新していきますのでよろしくお願い致します(^_^) (2018年9月16日 20時) (レス) id: b565779794 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - このお話、本当に好きです！これからも、よろしく！ (2018年9月16日 0時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ayanoooo__.｡oO(プロフ) - 2回目ぐらいのコメントです。いつもドキドキするようなお話を書いてくださりありがとうございます。毎日毎日更新されるのがとても嬉しいです。無理はしない程度に頑張ってください。また楽しみにしてます。 (2018年9月15日 20時) (レス) id: 61c7ef8e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりぃ
| 作成日時：2018年8月7日 19時
